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働く元気を充電。夢に向かって前進しています

社会福祉法人ヤマト自立センター、第7回卒業者の集い

2月21日、ヤマト自立センターの第7回卒業者の集いが開催され、歴代の卒業者55名とご家族を合わせた124名のかたが出席しました。今年で9年目を迎えるスワン工舍新座から139名、初の卒業者を送り出したスワン工舎羽田から1名、全140名が新社会人として元気に働いています。

この後に続く者のためにも社会で働く自覚を忘れずに

開会の挨拶で有富理事長は、卒業者にふたつのお願いをしました。「まずは大きな声で挨拶をすること。それができれば、職場は明るくなります。そして身だしなみにも気を配りましょう。この後に続く卒業者のためにも、経営者がみなさんを雇用してよかったと思えるように、これからも頑張ってください」と呼びかけました。

今回出席した歴代の卒業者を紹介した後、有富理事長が、平成26年度の卒業者ひとりひとりに卒業修了書を手渡しました。

それぞれの職場で一歩ずつ夢に向かって前進

続いて、新社会人となった卒業者たちが近況を報告しました。

川越ハローワークに勤務する新井智晃さんは「いろいろな課から指示が来るので大変ですが頑張っています」と報告。「紺色のジャケットを買いました」と話すのは株式会社武蔵野フーズで働く渋谷諒太さん。株式会社モンテローザで清掃業務を担当する竹中佑太さんは「お給料で祖父母と食事にいきました」と話しています。ヤマト運輸株式会社埼京主管支店に勤務する高山佳孝さんは、初給料でお父さんにお酒をプレゼントしました。また、SBSゼンツウ株式会社で荷物の仕分けをおこなう坪井晃太郎さんには「毎日仕事に通う姿が頼もしく見えます」とお母さんからメッセージが届いています。スワン工舎羽田の卒業者 山口将さんは「洗い場からコーヒーのデリバリーまでいろいろな仕事を担当しています」とスワンカフェ&ベーカリー羽田での仕事を紹介しました。

他にも社会で働きはじめた卒業者が次々と報告をおこない、会場からはあたたかい拍手が贈られました。

仲間と再会し働く元気を持ち帰ろう

懇談会のはじめに、ヤマト自立センターの瀧澤常務理事は「私たちが願うのは、卒業した後もみなさんが安定した生活を送れることです。ここで仲間とたくさんお話をして、明日から働く元気をいっぱい持ち帰ってください」と挨拶。懇談会では、卒業者もご家族もなつかしい仲間との再会を喜び合い、さらに親交を深めました。

平成26年度卒業者は15名。保護者、来賓のみなさんと

お祝いの言葉を贈る有富理事長

スーツ姿で出席した最前列に座る平成26年度卒業者

修了書をひとりひとりに授与しました

仕事の感想や給料の使いかたなどをそれぞれにインタビュー

「卒業後も安定した暮らしを」と話す瀧澤常務理事

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