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YWF Topics

社会福祉法人ヤマト自立センター, 第8回卒業者の集い

「第8回卒業者の集い」を開催しました

2月13日、埼玉県志木市のパルシティ志木で、社会福祉法人ヤマト自立センターの、第8回卒業者のつどいをおこないました。ヤマト自立センターでは2年間で就労のための訓練をおこない、企業に就労することで卒業になります。8年間で163名の卒業者を輩出、27年度の卒業者は17名です。ドラッグストアや老人ホーム、ビルの清掃の仕事をしているかた。食品や書店、ドラッグストアで品出しの仕事をしているかたなど、やりがいを持って働いていることを卒業者が報告。お給料で家族と食事におこなったかた、好きな CD や DVD を買ったかた、自立することを目標に貯金をしているかたもいらっしゃいました。

瀬戸理事長は挨拶で、「働くは、傍を楽にすること、みなさんが働くことで、周りを楽にしてください」と挨拶をされ、卒業者に修了証書を贈呈し、ひとりひとりと記念撮影をおこないました。

「みなさんが働くことで、周りを楽にしてください」と瀬戸理事長

今年の卒業者、保護者のかたと記念撮影

障害のある大学生が医師に。奨学生の夢への挑戦は続きます

3月8日、財団事務所に、奨学生レポートで取材させていただいた、佐賀大学医学部の吉田翔さんが卒業の報告と奨学金のお礼に訪ねて来られました。

九州大学で臨床検査技師の資格をとり、障害のある児童へのサポートが必要と考え、医学部を目指した吉田さん。卒業試験、国家試験を終え、いよいよ医師としての生活が始まります。

「専門を小児科にするか、より専門的な耳鼻科にするか考えている」と話していますが、自分と同じような難聴の児童と親御さんの架け橋になりたい、という夢はぶれていません。

財団は社会に貢献したいと勉学に打ち込んでいる障害のある大学生に返済不要で、月額5万円を助成しています。

A 型事業所の未来のために。全 A ネットのアンケート調査に助成

働く障害者と雇用契約を締結する福祉事業所として位置づけられた A 型事業所で、さまざまな課題が浮かびあがっています。

昨年結成された全 A ネット(NPO 法人就労継続支援 A 型事業所全国協議会)が自ら会員にアンケートを実施し現状を調査することとなりました。ヤマト福祉財団では、この調査に100万円を緊急助成しています。

楠元塾見学、勉強会, さくらんぼのお家。島根県江津市。宅配弁当販売を1日7個から150個を達成

昨年11月5から6日に島根県江津市にある「さくらんぼのお家」で楠元塾の見学、勉強会をおこないました。入塾当初、1日に6、7個の販売だったのが約1年で1日150個も販売するようになった「さくらんぼのお家」の現場を見学。1日2000食のお弁当を販売している楠元塾長ならではの衛生面や仕入、原価計算、仕事の分担など、さまざまな面から指摘を受け、より一層、環境の良い職場にすることを塾生たちで確認しました。

伊東屋様、社員のみなさま。カレンダー販売のご協力に感謝します

今年も伊東屋様(東京、銀座)からカレンダーのご寄付をいただきました。そのカレンダーを支社、主管支店で販売。その売上の14万8720円をヤマト自立センターへ寄付いたしました。伊東屋さま、社員のみなさま、ご協力ありがとうございました。

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