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YWF Topics.

ヤマト労連より5701万4000円のご寄付をいただきました。ありがとうございました。

ヤマト運輸労働組合第72回定期中央大会が新潟県南魚沼郡の湯沢カルチャーセンターで9月14、15日に開催され、その中で、夏のカンパの贈呈式がおこなわれました。

ヤマトグループの社員、組合員のみなさまのカンパから、今年は昨年よりさらに多くの5701万4000円の貴重なご寄付をいただきました。

財団の瀬戸理事長は、贈呈に際し、「助成金を差し上げたところは、これがみなさんが汗水垂らして作ってくれたお金だと言うことを良く理解してくださっています。その助成した施設が障害のあるかたの給料がアップして、それ以上にうれしいのは、障害者が新しい仕事、もっと難しい仕事ができるようになること。物心両面で支援ができていることです。

私たちはよい事業を紹介して、よい経営の仕方を紹介していきたい。以前はベーカリーが多かった障害者施設の事業も今は、お弁当屋さんもあれば、食品加工、クリーニング、自然栽培で農業に取り組んだりなど、様々に広がっています。最近では、山や海を荒らす害獣を使いペットフードの製造で成果を上げている施設がありますが、その事業を害獣で困っている地域の新しい仕事として始められないかと、考えています。

助成金の使い道が圧倒的に多いのは機械化して生産性を上げることですが、こういった事業に助成金を使い、世のため人のためになること、障害のあるかた達が自立していけるように、みなさんの浄財を決してムダにすることなく、財団も頑張っていきます。ありがとうございました」と、お礼の言葉を締めくくりました。

ネパール小児白内障医療プロジェクトが始動します。

第17回ヤマト福祉財団小倉昌男賞を受賞された竹内昌彦 氏が、その副賞をもとにして小児白内障治療を目的にヒカリカナタ基金を創設しました。

子どもの頃に失明した竹内さんは、講演活動やご自身の半生を綴った書籍の売り上げ金をすべて、モンゴルのマッサージスクールやキルギスの視覚障害者リハビリテーションセンターの建設、貧困により手術を諦めていた視覚障害児の手術費用を肩代わりするなどの支援に充てています。その活動が評価され、昨年のヤマト福祉財団小倉昌男賞の受賞となりました。

財団は、竹内 氏より次に支援を必要とする国はないかと相談を受け、ヤマトグループで就労するネパール人が急増していることから、ネパールでの支援を検討した結果、50歳以上の失明率は2.5パーセント。小児白内障については手術をすれば20パーセントが完治でき、60パーセントが視力回復できると思われます。

ヤマト福祉財団では、竹内 氏が立ち上げた基金とともにネパールの小児に対する白内障医療プロジェクトを立ち上げ、支援をおこないます。

障害者助成事業、平成29年度奨学生の贈呈式をおこないました。

ヤマト福祉財団では、障害を乗り越えて社会のために貢献したいと考え、勉学に励んでいる大学生に、月額5万円、返済不要、を助成しています。今年度は、全国から70名の応募があり、6月15日の選考委員会で12名が決定。奨学生のキャンパスにお伺いして、贈呈式をおこないました。

木下 歩さん。国際基督教大学、教養学部アーツ サイエンス学科。

幸谷 圭都さん。宮城大学、事業構想学群価値創造デザイン学類。

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