シャガール 三次元の世界.

彫刻家シャガールの誕生.

愛や結婚をテーマとした作品を多く遺したマルク シャガールは、モダニズムを開拓した20世紀を代表する芸術家のひとりです。絵画や版画は多くの人たちを魅了しつづけていますが、彼が晩年に多くの彫刻を制作していたことは、それほど知られていません。

ナチスのユダヤ人迫害を避け、第二次世界大戦中に亡命していたアメリカから、戦後1950年代にフランスへ戻ると、やがて南仏に定住し、地元の伝統的な職人と陶磁器や彫刻の制作を始めました。63歳のことです。

交錯する平面と立体、旺盛な創作意欲.

すでに20世紀彫刻は、ブランクーシやジャコメッティといった彫刻家、ピカソやマティスらによって新しい表現を獲得しつつありましたが、シャガールは独自の世界観を築き上げていきます。本展では、彼の彫刻作品を日本で初めて本格的に紹介、総点数170点というボリュームでシャガールの三次元世界へ分け入ります。

開催期間:

2017年9月16日 土曜日から12月3日 日曜日

休館日:

月曜。祝日は開館し、翌日火曜。

開催場所:

東京ステーションギャラリー

アクセス:

JR 東京駅、丸の内北口改札すぐ。

開館時間:

10:00から18:00まで。金曜日は20:00まで開館。入場は閉館の30分前まで。

観覧料:

当日一般、1,300円。当日、大学および高校生、1,100円。障害者手帳をお持ちのかたは100円引き。介添人1名は無料。

主催:

東京ステーションギャラリー、公益財団法人東日本鉄道文化財団、東京新聞。

特別協力:

メレット メイヤー、国立マルク シャガール美術館。

後援:

在日フランス大使館、アンスティチュ フランセ日本。

協力:

日本航空。

企画協力:

株式会社キュレイターズ。

問い合わせ先:

電話 03-3212-2485、ウェブサイト http://www.ejrcf.or.jp/gallery/

巡回情報:

名古屋市美術館、2017年12月14日から2018年2月18日まで。青森県立美術館、2018年3月10日から5月6日まで。