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会場ごとにサブテーマを設定し、議論を重ねる。2018年度 障害者の働く場パワーアップフォーラム。

経済的自立力を備えた新しい福祉を目指して。

障害のあるかたが、生きがいを持って働くことができる仕事と職場、そして、高い給料の実現へ。本年度も会場ごとにサブテーマを掲げ、福祉施設が抱えるさまざまな問題点を講演者と来場者が一緒に考えていきました。8月末には、福岡、東京、札幌、大阪の4会場、すべての開催を終了しましたが、新しい企画として、10月26日に、沖縄会場、沖縄コンベンションセンターでの追加開催を決定。今後3年間、沖縄で、障害のあるかたの暮らしを支えていくための仕事づくりを、段階的に進めていく計画です。

福岡会場、7月13日。エルガーラホール。

共に働き共に生きる。障害者の働く場。

東京会場、7月27日。全社協、灘尾ホール。

生きかた、暮らしかたの向上を目指して。

札幌会場、8月3日。 ACU-A アスティ45。

就労継続支援 A 型事業所の未来。

大阪会場、8月24日。マイドームおおさか。

食で広がる障害者の仕事づくり。

障害のあるかたの未来を見つめて。

主催者挨拶に立った瀬戸理事長は、「これからは、障害のあるかたの今だけではなく、その先の未来の生活、仕事のありかたを築き、支えていくことが必要です」と話しました。

時流講座では、きょうされん 専務理事の藤井克徳 氏が、かつて国内外でおこなわれた、障害者から人間の尊厳を奪おうとした優生思想や座敷牢など、今尚残る問題点を説明。その上で、すべての人の当然の権利であるディーセントワークについて講演しました。

「今年4月、民間企業の障害者の法定雇用率は2.2パーセントに引き上げられましたが、欧米に比べ、まだ十分とはいえません。現在の日本の障害者は、人口の約11パーセントとされていますが、難病、発達障害、色弱などを加えると、5、6人に1人が障害者となります。すべての障害のあるかたを受け入れることができる環境、社会の実現が急務なのです」。

当事者の声に一段と大きな拍手が。

講演者には、会場ごとに設けたサブテーマに合わせ、歴代の小倉昌男賞受賞者などを招聘。食品加工業や菓子製造業、 IT 業界など、分野こそ違いますが、独自の着眼点と工夫で、仕事の拡大や、給料増額に実績を上げた取り組みを語っていただきました。

会場から、一段と大きな拍手が巻き起こったのは、働く本人からのメッセージの発表です。各会場の、地元福祉施設で働く9名の利用者さんが登壇。日々、どのような気持ちで仕事に励んでいるか、今後の夢や目標などを話していただきました。

続いて、藤井 氏がコーディネータとなり、会場ごとのテーマに沿ったシンポジウムを開催。来場者の質問も多く出ました。最後に、瀬戸理事長は、「当事者の声にどう応えていくか。周りを巻き込み、次のステップへ進んでいきましょう」と呼びかけました。

当事者の声。働く本人からのメッセージ。

福岡会場:社会福祉法人 キリスト者奉仕会、恵愛ワークセンター、上田 美由紀さん。

小さいころの、ケーキ屋さんで働く夢が、パン屋さんという形で実現しました。今のお給料は、1ヵ月約6万円。洋服を買ったり、友だちと遊んだり、お母さんに美味しいものを買ってあげたりもできています。

福岡会場:社会福祉法人 福岡ひかり福祉会、風ひかり作業所、小倉 誠一さん。

9年前、突然倒れ、身体の半分が麻痺。真っ暗になった私の気持ちを変えてくれたのが、お客様からの信頼に応えたい、と、真剣に取り組む仲間の姿です。今は仕事に、趣味の競歩に、意欲的に取り組んでいます。

東京会場:社会福祉法人 はる パイ焼き茶房、尾留川 さくらさん。

パイ焼き茶房で得たのは、相手の気持ちを考え、お話をすれば、自分も理解してもらえること。そして周りに必要とされている喜びです。今、すべての経験が、私の人生の素敵な贈り物となっています。

東京会場:フリーランス、鹿久保 芹菜さん。

脊髄性筋萎縮症ですが、指1本で操作できるマウスを使い、パソコンで在宅就労しています。いろいろと苦労しましたが、国家資格も取得できました。これからも、自分の可能性を信じ挑戦を続けます。

東京会場:株式会社 TBS テレビ、長谷川 晴基さん。

TBS テレビの契約社員として、モニターである障害者や、支援者の声を、制作側に届ける仕事をしています。脊髄性筋萎縮症の私が、普通に仕事に就き、社会人として暮らせていることが夢のようです。

札幌会場: NPO 札幌障害者活動支援センターライフ、リサイクルプラザ発寒工房、大井 敏彦さん。

仕事は、リサイクルする家具の保管庫内の整理、作業場への移動です。ここは、障害の有無に関係なく、共に働き、生きていける場所。周りの助けを借りながら、自分にできることは、しっかり、やりたいと思います。

札幌会場:社会福祉法人さっぽろひかり福祉会、ひかり工房、岡崎 詩織さん。

以前の職場では、怒られてばかりで自信を失っていました。でも、パン作りをおこなう ひかり工房では、「筋がいい、体力があるね」と誉めてもらえます。今は、ひとり暮らしを目標に、後輩の指導も頑張っています。

NPO はまゆう作業所、辻 元美さん。

生まれつき、右手、右足に軽いまひがあります。ここは、人気の切り干し大根をはじめ、1年中、大忙し。夫婦で買った家のローン完済まで、もう少しですが、そのあとも、ずっと農産品加工を続けていきたいですね。

社会福祉法人ひびき福祉会、ハイワークひびき、森出 剛彦さん。

ここで働いて18年、今はお菓子づくりを担当しています。いろいろ失敗もしましたし、まだ完璧ではありません。それでも、後輩に教えてあげることができるくらいまで、上手になりたいと思っています。

連日の猛暑が続く中、福祉施設関係者以外にも、障害のある子どもを持つ保護者など、さまざまな立場から関心をいだく かたたちが来場されました。

「過去を知らずに今後のことは語れない」と NPO 法人日本障害者協議会代表、きょうされん 専務理事の藤井 克徳 氏。

「講演者の活動を参考に、自分の施設でも、前向きな取り組みを」と瀬戸理事長。

福岡会場、エルガーラホール。

テーマ:共に働き共に生きる、障害者の働く場。

なにがあってもあきらめない。利用者さんに寄り添い続ける姿勢。

7月13日、最初の開催地、福岡会場のサブテーマは、共に働き共に生きる、障害者の働く場、です。

クッキーの製造販売で、年間1億3000万円を超える、がんばカンパニーの中崎 氏。開所当時は、障害のある人が働くことはもちろん、施設の存在すら、地域の人に疎まれていたと話します。「事業は軌道に乗らず、売り上げが伸びない年が続きました。財布の中は小銭だけ。利用者さんに、逆に、気遣ってもらうような苦しい日もありました。それでもあきらめず営業を続け、現在があります。いまでは、地域のかたの理解も深まり、うちの田んぼを施設の敷地に使って、と声もかけていただいています」。

有限会社ドアーズの柴田 氏は、かつて福祉施設で働き、製麺事業で成功を収めましたが、制度や考えかたなど、福祉の縛りから脱却したいと、ペットフードという異分野で起業しました。

「福祉施設で10万円、もらうより、会社に勤めて9万円をもらいたい。そんな利用者さんの声を聞き、選択肢を広げるには、自分がやるしかないと思ったのです。現在、年商は約5億円、私が理事長を務める福祉施設や、地元の施設にも、仕事をお願いしています。企業経営者として、福祉職員として、私は攻め続けます」。

ENDEAVOR EVOLUTION の松浦 氏は、もと少年課の刑事です。ある事件で、作業所を訪ねたときに出会った、笑顔で働く利用者さんの姿に感激。福祉への転身を決意しました。「福祉施設は、納期を守れないからダメと、取り引き先に相手にされなくなった時もありました。そこで、利用者さんの働く意識や、技能を高めるステップアップの仕組みを考案。いまでは、うちの利用者さんがいなかったら仕事が成立しない、とまで言ってもらえる お客様もいます。給料も約14万円まで、支払えるようになりました」。

シンポジウムでは、なにがあってもあきらめず、利用者さんに寄り添い続ける3人に共感した会場から、次々と質問の手が挙りました。

3人の講師に共通しているのは、「自分たちの手で、必ずやり遂げてみせる」という強い決意です。

社会福祉法人共生シンフォニー 常務理事、がんばカンパニー、第10回ヤマト福祉財団小倉昌男賞受賞、中崎 ひとみ 氏。

障害のあるかたが、地域と共生していくには、私たちが商売を成功させるしかありません。

有限会社ドアーズ 代表取締役、社会福祉法人慶光会 理事長、第12回ヤマト福祉財団小倉昌男賞受賞、柴田 智宏 氏。

できない言い訳より、どうすればできるかを考え、行動する。そんなリーダーになってほしい。

NPO Endeavor Evolution 理事長、第18回ヤマト福祉財団小倉昌男賞受賞、松浦 一樹 氏。

利用者さんのために、最後まで責務を果たす。中途半端な気持ちでの支援なら、今すぐ辞めてほしい。

東京会場、全社協 灘尾ホール。

テーマ:生きかた、暮らしかたの向上を目指して。

IT ツールや仕事の見える化で、利用者さんに高い給料と自立を。

7月27日、生きかた、暮らしかたの向上を目指して をサブテーマに、東京会場で3名の講師がそれぞれの取り組みと成果を話しました。

ご自身が喉頭ガンで発声機能を失った、社会福祉法人 ぷろぼのの山内 氏。東京で IT 企業の経営者として活躍されてきた経験を活かし、現在は、奈良県で障害者の働く場の拡大に、力を尽くしています。「 IT や IOT を働く道具として使うことで、障害が重いかたにも、働く機会を創出できます。一般企業のプログラマーと、肩を並べて働くことで、自信が生まれ、プライドのある自立にもつながっています」。

社会福祉法人 武蔵野千川福祉会の新堂 氏は、夢へのかけ橋実践塾の塾長として、視覚的にもわかりやすく、働きやすい職場、生産性を上げ、給料増額を目指せる事業所づくりを、塾生に指導しています。講演では、ご自身の施設でスキルアップしていく利用者さんの姿を見つめてきた感想として、こんな言葉も。「給料が上がると、利用者さんの働く姿勢が変化します。1万円のときは、簡単に仕事を休んでいた人が、3万円で欠勤が減り、5万円で仕事に対する責任感も。8万円になると、自分の仕事が終わると、周りのサポートに動くなど、自ら考え、行動するように変わってきました」。

堀込 氏は、在宅勤務を可能にする、テレワークなどを推進しています。「病気の治療をしながら働ける、障害が重くても働ける、そんな働きかた改革を ICT で支援しています。それには、技術を習得する場、障害に応じたツール開発、就労してからのサポートなどが必要です。技術は加速度的に進歩しています。支援制度も含め、働きたいと願う人の気持ちに応えて、だれもがバランスよく活用できるようにすることが、これからの課題ですね」。

シンポジウムでは、 IT 関連の事業を始めたいと考える施設、働く環境づくりや、支援のありかたをどう変えるかで悩む施設などが、講演者に具体的な質問を投げかけていました。

IT で障害のあるかたの働きかた改革を進める、2人の講師も登壇。

社会福祉法人 ぷろぼの、理事長、第18回ヤマト福祉財団小倉昌男賞受賞、山内 民興 氏。

仕事の技能から、社会人としてのスキルまで、個別に高めていく、育てる福祉を目指しています。

社会福祉法人 武蔵野千川福祉会、常務理事、第9回ヤマト福祉財団小倉昌男賞受賞、新堂 薫 氏。

給料が上がることで、努力すれば夢がかなうと、次の目標も、話してくれるようになりました。

社会福祉法人 東京コロニー職能開発室事業所長、東京都障害者 IT サポートセンター センター長、第13回ヤマト福祉財団小倉昌男賞受賞、堀込 真理子 氏。

障害が重く、市販のマウスやキーボードでは難しいかたに、使いやすいツールも開発しています。

札幌会場、ACU-A アスティ45。

テーマ:就労継続支援 A 型事業所の未来。

A 型事業所に向けられる課題と期待。

A 型事業所の未来をサブテーマにした札幌会場では、全 A ネットの顧問を務める岩田 氏が最初に登壇。「一般就労が難しい障害者に、雇用と福祉にまたがる位置付けとなる A 型事業は重要な存在です」と伝えました。

厚生労働省 社会 援護局の服部 係長は、「できるだけ地域に出て、課題をもらい、次の制度改正に生かしていきます」と話しました。

来場者には、地元の良い事例も学んでほしいと、札幌市障害者協働事業に参画する3名が報告しました。

「札幌市に合った、働く支援モデルを作ろうと、市と交渉し、誕生したのが、障害者協働事業です」と NPO 札幌障害者活動支援センターライフの石澤専務理事。 NPO 地域生活支援グループ、共働友楽舎ワークショップ アリスの角谷所長は、「うちは、タオルなどのシルク印刷が得意ですが、間口を広げ、より多くのかたに、仕事の機会を創出したい」と報告。区役所内で喫茶店を運営する NPO 地域生活 きたのセンター ぱお の荒野代表は、「今のままではダメだと、思い切って、半額キャンペーンも企画。目標の売り上げ達成に、みんなでアイデアを絞っています」と伝えました。

就労継続支援 A 型事業所(以下、 A 型事業所)を取り巻く問題と、解決策とは。シンポジウムでは、現場や行政からの報告に対し、さまざまな質問が出ました。

はたらく NIPPON 計画。 A 型フォーラム in 札幌。

北海道から A 型事業所の果たす役割について。

翌、8月4日には、全 A ネット主催でフォーラムを開催。北海道という地域に A 型事業所が根付き、広がっていくために、今、何をすべきかを、みっつの分科会で考えていきました。

分科会1:多様な雇用モデルから学ぶ、経営改善のヒントと、その未来 では、製パン、製菓事業、 IT 事業、農業とみっつの分野で成果を上げている A 型事業所が、取り組みを報告。分科会2: A 型における就労支援を考える。中間的就労の試みなどなど では、一般就労へのステップアップとして A 型事業者が果たすべき役割や、中間的就労のありかたなどを考えました。分科会3:誰もが、当たり前に働いて生きていける町へ では、働きたくても働く場のなかった芽室町で A 型事業所を立ち上げた事例をもとに、農福連携から見えてきた、雇用の場の創出と、地域活性化の道を考えました。

全体ディスカッションでは、みっつの分科会を振り返りながら、講演者たちと意見を交換。働きがいのある仕事、最賃と保険の保証など、 A 型事業所のあるべき姿を、北海道という地域性を活かして実現するには、どうしたら良いかを話し合いました。

「社会での合理的配慮が実現するまで、全 A ネットは、難しい A 型事業所にチャレンジする、みなさんを応援します」と、最後に大会宣言で締めくくりました。

中間的就労分野における A 型事業の可能性検討事業、研究会座長、全 A ネット顧問、岩田 克彦 氏。

就労に悩む当事者のためにも、制度改善に大きな声を。

厚生労働省 社会、援護局、障害保健福祉部、障害福祉課、就労支援係、係長、服部 剛 氏。

悪しき A 型事業所や、コンサルに惑わされないでほしい。

NPO 札幌障害者活動、支援センターライフ、専務理事、石澤 利巳 氏。

印刷専門技術を持つ利用者さんの育成が課題です。

NPO 地域生活支援グループ、共働友楽舎ワークショップアリス、所長、角谷 宏 氏。

体調を崩した仲間の仕事を、利用者同士でフォロー。

NPO 地域生活 きたの センターぱお、代表、荒野 耕司 氏。

私の子どもも自閉症。彼らの働く道筋を作りたい。

大阪会場、マイドームおおさか。

テーマ:食で広がる障害者の仕事づくり。

大試食会で商品開発のヒントを得る。

8月24日の大阪会場のサブテーマは、食で広がる障害者の仕事づくりです。

全国豆腐品評会で金賞を受賞。テレビでも紹介された、はらから豆腐や、牛タン加工などをおこなう社会福祉法人 はらから福祉会の武田 氏は、「36年間、追求し続けているのは、障害の重い人も安心して暮らせる給料を支払うために、どうやって質の高い商品をみんなで作っていくか。私たちにゴールはありません」と話しました。

夢へのかけ橋 実践塾で弁当、配食サービスを指導する楠元 氏は、「弁当業界は、厳しい競争下にありますが、高齢者向け配食サービスなら、福祉施設の強みを活かせます。地域の市場を把握し、取り組んでください」と講演。

ここで、昨年も好評だった大試食会へ。講演者3名の施設も含めた、11の事業所が、自慢のオリジナル商品を来場者に振る舞いました。

試食会後の講演で、社会福祉法人ひびき福祉会の亀井 氏は、「かつて福祉施設を支えた下請け仕事は、海外へ流れています。これからは、自分たちで商品を考え、作り、売ること。みなさんがやらなければ、利用者さんの給料を上げることはできないのですから」と伝えました。

大試食会を開始して、あっという間になくなってしまうほど、人気を集めた商品も。

各地域の特産物、事業所の看板商品などが並び、今年も大盛況。行列が続くブースがいくつもありました。

大試食会に出展した11事業所と商品一覧。

法人名、事業所名。出展商品。
社会福祉法人 聖徳園、ワークメイト聖徳園。酒粕ロールケーキ、フルーツピクルスドリンク。
社会福祉法人 慶光会、ワークスひるぜん。まさか飯。
社会福祉法人 一麦会、けいじん舎。熊野牛と北海道男爵いものコロッケ、イノブタコロッケ。
社会福祉法人 ひびき福祉会、ハイワークひびき。クッキー、マドレーヌ、フィナンシェ。
社会福祉法人 ひびき福祉会、リーブセンターひびき。餃子、春巻き、焼売。
社会福祉法人 キャンバスの会、給食センターキャンバス。鳥飯、冷製スープ(人参、ごぼう)。
社会福祉法人 はらから福祉会、蔵王すずしろ。はらから袋豆腐800グラム、蔵王の絹。
社会福祉法人 はらから福祉会、えいむ亘理。牛タンスライス、子牛の牛タンスライス。
NPO Creer、Creer 。阿波半田そうめん(鳴門わかめ、すだち添え)、オリジナル塩から揚げ、焼き菓子。
NPO 吉野コスモス会、うぃる工房。柿の葉寿司、炙りさんま寿司、鱧の焼き霜握り。
NPO はまゆう作業所、はまゆう作業所。めはり寿司、切り干し大根煮、サラダ。

社会福祉法人 はらから福祉会、理事長、第3回ヤマト福祉財団賞受賞、武田 元 氏。

障害が重いと困難な仕事もありますが、不可能ではありません。求められるのは、私たち職員の努力、知恵、結束力です。

社会福祉法人 キャンバスの会、理事長、第13回ヤマト福祉財団小倉昌男賞受賞、楠元 洋子 氏。

地域の食材、資源をしっかり把握し、活かすこと。私たちが売りたいものではなく、お客様が欲しいものとはなにかを、考えていきましょう。

社会福祉法人 ひびき福祉会、理事長、第7回ヤマト福祉財団小倉昌男賞受賞、亀井 勝 氏。

食品加工は、食べてすぐ評価が出る、勝負の早い仕事。試食で得たヒントをもとに、自信を持って販売できる商品づくりに挑んでほしい。

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