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社会福祉法人ヤマト自立センター スワン工舎新座、第6回卒業者の集い

8年間で100名の卒業者が就労を達成しています

2月1日土曜日、スワン工舍新座の第6回卒業者の集いが開催され、歴代の卒業者54名が集まりました。今年で8年目を迎えるスワン工舍新座は、これまでに122名が卒業し、100 名のかたが就労を実現しています。平成25年度も卒業者15名全員が一般就労を達成し、それぞれの職場で活躍しています。

給料を手にすることは夢をかなえる一歩

久しぶりに再会した仲間と楽しそうに声をかけ合う卒業者たち。そんな出席者に有富理事長は「仕事をするということは、朝早くから出勤したりいろいろと大変なこともありますが、働く達成感とお給料も手に入れることができます。お給料をもらうということは、みなさんの夢の実現に大きくプラスになることです。なにか悩んだ時にはここにいる仲間、そしてスワン工舎のスタッフといつでもコミュニケーションを取り、これからも仕事を続けられるように頑張ってください」とエールを贈りました。

平成25年度卒業者が社会で活躍する姿を紹介

その後は、今回出席した歴代の卒業者をひとりずつ紹介。続いて平成25年度の卒業者に卒業修了書を贈呈しました。有富理事長よりひとりひとりに修了書と記念品が手渡される間、各人が働いている姿や職場風景などが会場内でスライド上映されました。

SBS ゼンツウ株式会社東部営業所で荷物の仕分け、整理を担当し、なくてはならない戦力と頼りにされている鈴木重成さん。渡辺パイプ株式会社で倉庫管理からデスクワークまで担当し、その丁寧な仕事振りが高く評価されている清水尚幸さん。独立行政法人 国立国際医療研究センターのクリーニングスタッフとして初めて仕事に就き、初の給料を手にした矢野宏樹さん。ここには、清掃スタッフとして三澤千香さんも勤務しています。他にも、元気に社会で頑張る卒業者の姿が次々と紹介されました。

仲間との絆がもっと広がることを願って

懇談会の前には、スワン工舍新座の瀧澤常務から「本日はたくさんの卒業者の笑顔を拝見でき、大変うれしく思います。昨年10月に設立したスワン工舎羽田からも卒業者が生まれましたら、次は一緒に集まり、きずなを深めたいと願っています」と挨拶がありました。

懇談会では、卒業者もご家族も、懐かしい仲間との再会を楽しみ、近況を報告し合うなど、改めて交流を深めました。

写真説明

平成25年度卒業者は15名。うち10名が出席しました

ひとりひとりに修了書を授与しました

卒業修了書の授与の間、各人の働く姿をスライドで紹介しました

挨拶をおこなう有富理事長

話に聞き入る出席者。最前列が平成25年度卒業者

「次はスワン工舍羽田の卒業者も一緒に」と瀧澤常務