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新型コロナウイルス特集号。

新しい取り組みを見いだすチャンスに。

公益財団法人、ヤマト福祉財団、理事長、やまうち 雅喜。

新型コロナウイルスの感染が世の中に広がり始めて、もう半年になります。今回の感染症で、お亡くなりになられたかたがたに、謹んで、お悔やみ申し上げますとともに、ご自身の生活や、施設運営に影響をお受けになられているかたがたに、心より、お見舞い申し上げます。

今回は、巻頭企画として、コロナかの影響を受けている中、みなさんがどのように向き合っているのか、どんな工夫をされ、頑張っているのか、少しでもお互いの参考になることがあれば、と思い、全国の施設に、ヒアリングをおこないました。

仕事が減ってしまったので新たにマスク製作を始めたり、売り上げ確保のために初めて SNS や Web を使って宣伝をしてみたり、忙しい農業をみんなで手伝ったりと、自分たちでできることを、一所懸命、見つけています。こんな状況だからこそ、ふだん気づかないことに気づくことができた、という声も多数ありました。

人には知恵があります。嘆いているだけではなく、前を向いて進んでいこうとする力があります。いままでも、たくさんの苦労、努力をされてきたみなさんだからこそ、この厳しい時を乗り越えていかれることと信じております。

ヤマト福祉財団も、少しでもお役に立てることを見つけてまいりますが、今回はそのひとつとして、ヤマト福祉財団の奨学生へ、緊急見舞金を支給しました。

アルバイトがなくなり、生活が厳しい、リモート授業を受けられる環境がない、などの声に応えるものです。大きな志や夢をもって進学されている若者が、これからも頑張って、勉学を続けていけるよう、心から応援してまいりたいと考えています。

コロナかへの対応はたしかに大変です。しかし、これにより私たちは今まで気づかなかったことに気づき、新たな取り組みを見い出していけるチャンスを得ているのかもしれません。お互いの工夫を共有して、みんなで乗り越えていきましょう。

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