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YWF Topics.

猫カフェのグランド オープンに向けて、11月2日、障害福祉サービス事業所、猫カフェ、fukufuku、開設。

沖縄パワーアップ フォーラム実行委員であり、第1分科会のメンバーである、金城 氏が、猫カフェの運営を柱とする、就労継続支援 B型事業所の猫カフェ、fukufuku、を立ち上げました。

ここでは、厨房、接客、バックヤードでの猫のお世話など、利用者さんのさまざまな仕事があります。また、猫カフェで保護猫を飼養することで、殺処分される不幸な猫を1匹でも減らすことができます。猫カフェ、fukufuku、は障害の特性に配慮し、必要な知識、技術の向上を目指して、訓練をおこなうことで、それぞれの得意分野を活かした、下請に頼らない、安定した働く場を構想しています。

12月現在、利用者さん、4名に、6匹の保護猫が、来年の猫カフェ、グランド オープンに向けて、猫グッズを作ったり、コーヒーをいれる練習をしたり、少しずつできることを増やしながら、準備を進めています。カフェには、沖縄パワーアップ フォーラム、第1分科会の展示販売コーナーも、財団の助成で作る予定です。

利用希望者の問い合わせや、猫の保護への依頼も増えているなか、益々、グランド オープンが楽しみになってきました。

猫カフェ、fukufuku、の玄関に大きなハイビスカス、保護猫たちが、窓の向こうでお出迎えです。近くにはブルー オーシャンが。

東日本大震災から10年。南三陸町から、感謝状をいただきました。

東日本大震災の助成先である、南三陸町から、11月6日、感謝状をいただきました。当時、南三陸町は津波により、町全体が壊滅的な被害を受けました。主力産業である、漁業の6割を占める、鮭の水揚げを控え、佐藤町長は、背筋も凍る思いだったと話します。ちょうど4年前に放流した鮭が秋に戻って、漁業関係者は、ようやく収入にメドがつくころです。

助成金選考委員会では、見える支援、早い支援、効果の高い支援を目指し、第1次助成先のひとつに南三陸町を選考。仮設の魚市場、漁船、生産施設、加工施設の復旧費用を助成しました。

「助成を受けて、鮭の水揚げができる市場を、なんとしても10月までに完成させよう、と。仮設市場の完成の時、豊饒の海は残った。あのときから水揚げがはじまって、これで復興の足がかりがついた、と強い思いを持ったのを覚えています」と、佐藤仁町長。

2015年に、本市場である地方卸売市場が完成しましたが、仮設の魚市場は今も地元の復興イチなどイベントに使用されています。

佐藤仁町長から、復興の様子を説明いただきました。

佐藤仁町長から、感謝状と、南三陸町の杉の木で作られた、記念の楯をいただきました。

全 Aネット、就労支援セミナー in 静岡、2020年10月17日。

全 Aネット就労支援セミナーが、カサイを乗り越えて A型事業所の未来、と題し、静岡会場と、オンラインの同時開催でおこなわれました。

最初に厚労省から、A型事業所の行政説明がおこなわれたあと、財団のヤマウチ理事長が、コロナ カ における、クロネコヤマトの満足創造経営と題し、ヤマトグループの歴史、経営を紹介しながら、コロナ カ の中でどういったことをしているか、自分たちの職場をよりよく経営していくためのヒントを交えて、講演をおこないました。

午後からは、実践報告として、施設外就労を中心に進める、静岡の株式会社富士山ドリーム ビレッジ、農福連携で農業を事業の中心に据える、沖縄の合同会社、ソルファ コミュニティーがコロナ カ の対応などを交えて報告。また、昨年、優良 A型事業所に選ばれた事業所の認定式をオンラインでおこないました。ヤマト福祉財団は全 Aネットの活動を継続的に助成しています。

ジェー ディー エフ 全国フォーラム。私たち抜きに、私たちのことを決めないで。障害者権利条約。12月7日、オンラインで開催。

ジェー ディー エフ、日本障害者フォーラムは2004年に発足。国連、障害者の権利条約の推進と、それに基づく国内法制度の向上を柱に、活動を進めています。スローガンは、私たち抜きに私たちのことを決めないで、です。障害者権利委員会による日本の審査は、2020年8月の予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大により、延期となりました。今後は、国連障害者権利委員会に、市民社会組織として当事者の立場を踏まえた意見を集約した、総括所見用パラレル レポートを提出予定です。「コロナ カ であらわになった問題は元々あった問題。障害分野から、新しい提言を」と、藤井克徳 副代表が総括しました。この活動を、ヤマト福祉財団は助成しています。

障害者とともに働く。藤井克徳、星川安之、著。岩波ジュニア新書、刊。

コロナ カ の中、多くのかたが、従来通りでない働きかたに直面しているのではないでしょうか。働くってどういうこと? 本書は、実際の現場で工夫されていること、障害のあるかたと一緒に働く人の目線、心の向きなど、事例を通して、また、働く現場の背景にある政策や社会のありかたを、わかりやすくひも解きます。1章、働くことは生きること、2章、障害者の働く現場から、3章、希望するだれもが働くために、4章、ともに働く、に向けて大切なこと、の4本の柱で構成されています。

ジュニアのみならず、この時期だからこそ、働くとは、を振り返り、考える1冊です。

全日本ろうあ連盟創立70周年記念映画、えむ。

看護師国家試験に合格した、ろうの女性のみづきは就職活動で苦戦をしている中、ある村の診療所で雇われる話が舞い込みますが、採用を見送られることに。みづきが、さまざまな障壁を乗り越えていく姿から、ろう者とは、聞こえないとは何かということ、手話言語が素晴らしい言葉であることが伝わってきます。

主人公のみづき役を、NHK、中学生日記に出演した、藤田菜々子(ろう者)が熱演。島かおり、おか みつ子、佐藤蛾次郎をはじめ、盲ろう者や、障害のあるかたが出演するえむは、観る人すべてを笑顔にします。

各地で上映中です。上映スケジュールは、全日本ろうあ連盟、えむ サイトからご確認ください。

https://emu-movie.jp/.

ネパール小児白内障治療プロジェクト、3年間の記録、発刊。

ヒカリカナタ基金と、ヤマト福祉財団が、ネパールの目の不自由な子どもたちに光を届ける活動をおこないました。ヒカリカナタ基金は、第17回おぐら まさお賞を受賞した、竹内昌彦氏が、受賞を機に設立された認定エヌピーオー法人です。

竹内氏が、目の不自由なアジアの子どもたちに向けておこなっている、手術費を提供するなどの活動をネパールに広げ、財団とともに、ネパール小児白内障治療プロジェクトとして、アイキャンプ、眼科検査を実施。眼に異常のある子どもたちには、無料で手術やメガネを提供しています。その2017年度から2019年度までの活動の記録を1冊にまとめ、昨年12月15日に発刊しました。

2020年度、障害者の働く場、パワーアップフォーラム、福岡会場、2月19日 金曜日、オンラインセミナー。

コロナ カ で延期されていたパワーアップフォーラム福岡を、2月19日に開催いたします。障害者の働く場で、さまざまな実績をあげた方々を招いて、障害のある人の仕事や、暮らしについて、参加者と一緒に考えを深めていく研修会です。今回は、福岡会場編として、オンライン セミナーとなります。

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