このページと、以下のページは音声読み上げブラウザに最適化済みです。

利用者さんの給料増額に向かって。

夢へのかけ橋、実践塾、活動報告。

1月7日から再び緊急事態宣言が出され、実践塾もオンラインによる研修となりました。

第2回、農福連携実践塾、オンライン研修会。2021年1月15日。

オンラインや、メーリングで、塾生同士の悩みの共有を。

最初の講義で、林講師は、「工賃向上を事業の目標としたことで、果樹栽培に特化した事業展開で規模を拡大し、工賃も上がり、ピアファームで働きたいというかたが出てきた」と話します。熊田塾長は、塾生アンケートをもとに、生産、製造についての課題、人材がいない、ハード面の整備等々、課題や悩みについて、塾生同士で共有し、連携して、解決できるように、と提案しました。塾生からは、コロナが長引いて困っていること、これから生まれる新しい価値について、ひとりひとり発表。最後に、全国80事業所をブランディングの相談で回った川田アドバイザーは、工賃をデザイン力で上げられるのではないか、という思いで進めてきた、六次化、商品開発の成果を、事例もあわせて紹介しました。

新堂塾、オンライン勉強会、第2回。2021年2月2日。

問題点を指摘されたら、すぐ変える。

コロナカでの衛生対策、仕事の受注状況など、塾生同士の情報交換の場として、オンライン勉強会を実施。どこも、DMをはじめとする仕事が減っている現状が報告されました。新堂塾長から、新堂塾のアドバイザーで、武蔵野千川福祉会理事長に就任したかんの先生が、改めて、法人内の基本的なところに立ち返った学習会を行っている、とお話しいただきました。かんの先生は、「問題点を指摘されたら、すぐに変えることが一番大切。すぐに変える、その意味を考える、その場で新しいアドバイスを受けられる機会を失わないでほしい」と話します。今後は塾長視察を中心に、塾生施設を訪問し、個別勉強会を実施する予定です。

弁当配食サービス、楠元塾、オンライン研修会、第3回。2021年3月18日。

利用者さんのために、儲けることを躊躇しない。

5ヵ月ぶりのオンライン研修を開催。近況報告では、新しい厨房が完成し、販売数も増えている。コロナカで思うように販売数が増えていない。専門の調理師を入れて体制を整えている。エイチエーシーシーピー取得を目指す等、さまざまな状況が見えてきました。楠元塾長は、「みなさんは、今まで、本当の営業をしてきていますか」と問いかけます。「技術者を入れて、その給料を払うために、どれだけ営業するか。断られてもそこで諦めるのでなく、味を見てください、と試食してもらう。本当に美味しかったら注文してもらえます。利用者さんの工賃アップのため、儲けることに躊躇してはいけません」と、話しました。

公益財団法人 ヤマト福祉財団 トップページへ戻ります。
ヤマト福祉財団 NEWS の目次へ戻ります。