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YWF Topics.

2021年度、ヤマト福祉財団、奨学生が決定しました。

ヤマト福祉財団では、社会に貢献することを目指し、日々、勉学に励んでいる、障害のある大学生に、返済不要の月に5万円の奨学金を差し上げています。今年は41名の応募者の中から、選考委員会で、新たに12名の奨学生が決定。キャンパスにお邪魔して、贈呈式をおこないました。

持田, はるきさん。中央大学、法学部政治学科、2年。

川端, あやかさん。早稲田大学、商学部、4年。

くりた, りりかさん。群馬大学、共同教育学部特別支援学科、1年。

船山, こうすけさん。筑波技術大学、産業技術学部産業情報学科、1年。

渡辺, みなみさん。筑波大学、人間学群障害科学類、2年。

立石, ゆりかさん。長崎国際大学、薬学部薬学科、1年。

第4回楠元塾オンライン研修会、プロカメラマンが、撮影テクニックをレクチャー。

7月9日、第4回、楠元塾、オンライン研修会を開催。今回は、お弁当写真のうつしかたテクニックと題し、プロカメラマンによるレクチャーをおこないました。記録のための写真、チラシなどで使えるようなイメージ写真の撮影との違い、道具や撮影の仕方などの講義のあと、塾生が撮影した写真を見ながら、事業所ごとにアドバイスをおこないました。

また、コロナカ、アフター コロナの状況での営業展開について、楠元塾長は、「今後、アフター コロナになっても、以前のように戻らない。ほとんどがテイクアウトになっているので、さまざまなターゲットに幅広く出せるような お弁当を提案できるようにする。1回断ったら、次は難しいので、スポット注文でも対応できるように、時間のあるとき、材料が安いときに、おかずを、真空パック保存しておく工夫も必要」と、日頃の時間や、コストを節約するための工夫や、準備の必要性を話しました。

京都、とっておきの芸術祭。12月2日から5日まで。

京都府では、障害のあるかたが、それぞれの個性や才能を発揮する場として、1995年度から、京都、とっておきの芸術祭を開催しています。今年度は、12月2日 木曜日から12月5日 日曜日に、みやこめっせ地下1階、にちずデザイン博物館で開催します。

昨年度は、コロナカの中、絵画等の7部門に600点を超える作品が出展されました。絵画の部、知事賞は、びわ湖(作家名、AKIO)、諸工芸の部は、あまびえちゃん(作家名、西陣工房縫製班)など、個性溢れる作品や、コロナの収束を願う作品を展示しました。

随時、本芸術祭ウェブサイトにて開催情報等を掲載しています。ぜひ、チェックしてください。

この芸術祭は、ヤマト マルチ チャーター株式会社が協賛しています。

絵画の部、京都府知事賞、琵琶湖、AKIO。

夏のカンパから、ヤマト福祉財団の活動へ、73,523,000円のご寄付をいただきました。組合員のみなさんのご支援に感謝いたします。

ヤマト運輸労働組合、ヤマトグループ企業労働組合連合会の大会の中でおこなわれている夏のカンパ贈呈式ですが、今年も大会が書面開催となり、ヤマトHDの応接室で、ヤマト労連の森下会長から、ご寄付の目録をお受けし、ヤマウチ理事長から感謝状を贈呈しました。

「今年は、コロナカでカンパの額が少なくなるかと心配していましたが、昨年を約80万円も上回るカンパ金が集まりました。やはり、素晴らしい組合員だと私からも感謝したい」と、ヤマト労連の森下会長。

ヤマウチ理事長は、「ありがたいです。財団の設立は、初代理事長であるオグラ昌男さんの寄付を基本財産として、組合員のみなさんからの寄付、カンパで成り立っています。そこが、会社から支援を受けて活動している他の財団と違うところで、オグラ昌男さんの思いが、組合員、おひとり、おひとりに受け継がれていると思います。これをつないでいきたい。

コロナカで障害者施設も大変な状況です。感染拡大を受けて仕事がなくなり、工賃を払うために新しい仕事にも挑戦しています。財団では9月に、新型コロナ感染症対応、臨時助成金として、コロナカで頑張っている障害者施設に対し、臨時助成をおこないました。この臨時助成も、みなさんからの寄付があればこその支援です。みなさんのやさしい気持ちを、障害のあるかたへの支援に大切に使わせていただきます」と、組合員のみなさんへ、御礼のメッセージを伝えました。

世界マーマレード大会で最優秀賞。八幡浜市 障害者施設、いきいきプチファーム。愛媛県八幡浜市。

みかんの大生産地、愛媛県八幡浜市で7月に開催された、2021年度、ダルメイン世界マーマレード アワード アンド フェスティバル日本大会。この大会で、試作を重ねた、いきいきプチファームのマーマレードが、アマチュア部門、1,077作品の中から1品に贈られる最優秀賞を受賞しました。最優秀賞作は大会スポンサーである老舗スポンサーが商品化する予定。原材料のブラッドオレンジは収穫期が過ぎているため、本格的な製造は来年度になる見込みです。

財団では、製造に必要なガラス瓶用殺菌庫を助成、支援しています。

特定非営利活動法人、医療的ケアジシャと家族を社会につなぐネットワーク、設立。

医療的ケアが必要でも、住み慣れた地域で安心して暮らせる社会をつくること、を基本理念として、2021年7月に、特定非営利活動法人、医療的ケアジシャと家族を社会につなぐネットワーク、英語名 Bridge Network、が設立されました。

支援を受ける人、支援する人、関係するすべての全国ネットワークの基盤をつくり、ネットワークを通じた、さまざまなニーズの集約を進め、医療、福祉、保育、教育、労働等の支援者と連携していきます。医療だけでも福祉だけでもない、支援に必要な社会的な仕組みや事業を立ち上げて、医的ケアジシャ、その家族へ、持続的な支援体制を創っていきます。

ヤマト福祉財団は、働く、をキーワードに活動してきました。重度の障害者のご家族は、24時間続く自宅でのケアのため、働きたい、という希望が叶えられていません。多くの母親が、働きたい、自分の時間が持ちたい、を断念し、社会からの孤立を深めています。きょうだいジへの支援、母親の再就労、親無きあとの支援等、本人と、その家族の暮らしを支える課題は山積しています。

ヤマト福祉財団は、ご家族の支援、山積する課題を解決するためにオグラ昌男賞受賞者である、宮崎県のキャンバスの会、理事長、楠元洋子氏を中心に立ち上げた、この活動を支援しています。

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