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2021年度、ヤマトグループ ボランティア プロジェクト。

地域とつながるボランティアを。

財団では、ヤマト運輸労働組合と連携し、社員参加の、地域とつながるボランティア プロジェクトを進めてきました。ヤマトグループのみなさんに、障害者施設がどこにあるか、どんなことをしているのかを知ることで、地域で、身近につながっていただけるのではないかと考えています。

企画は、農業編と、地域福祉活動のふたつです。農業編は北海道、愛知、滋賀の3ヵ所で実施。地域の福祉活動に貢献する、ヤマトつながるプロジェクトでは、横浜を中心とした、障害者施設の利用者さんに楽しんでいただきました。

さいえん。札幌市。無門福祉会。豊田市。おもや。栗東市。地域福祉活動編。-->

農業編。ヤマトグループ ボランティア プロジェクト。

青空の下、北海道でじゃがいも、愛知県と滋賀県で、さつまいもの収穫をお手伝いしました。

春の植え付けや、秋の収穫をお手伝いする農業編は、北海道札幌市 みのりさいえん、愛知県豊田市の無門福祉会、滋賀県栗東市 おもやの自然栽培をおこなう3施設に、ヤマト運輸労働組合の札幌支部、三河支部、滋賀支部の組合員がボランティア参加。コロナかのため、春の植え付けには参加できませんでしたが、秋の収穫には、ご家族と共に参加し、芋掘りに汗を流しました。

みんなの力で、1週間分の仕事が1日で完了。

エヌピーオー法人、手と手、みのりさいえん。北海道札幌市。2021年10月9日。

札幌市屯田町にある、みのりさいえんでは、農薬も肥料も使わない自然栽培で、トマトや、じゃがいも、豆などが育っていました。今回は、じゃがいもの収穫をお手伝いです。

札幌支部を中心に、地元のヤマト運輸、屯田営業所のみなさんも家族で参加。利用者さんに芋掘りの指導を受けながら、みんなで収穫した成果は、なんと、いつもの5倍でした。みのりさいえんの柳瀬さんは、「自分たちでやったら1週間かかる作業が、1日でできました。おかげで、明日からは違う畑で、豆の作業ができます」と、話してくれました。

収穫したじゃがいもは、ほくほくして、コロッケや、サラダに合う、さやあかねという品種です。早速、みのりさいえんのピザ窯で焼いたじゃがいもを、昼食の時にいただきました。

エヌピーオー法人、手と手、みのりさいえん。

札幌市北区屯田町1054番地。電話、090-2070-3255。

屯田町に1.3ヘクタール、篠路町に2.7ヘクタールの農園で、自然栽培を行っています。直売所では、野菜をはじめ、加工品なども販売しています。

これからも続けていきたいボランティア。

社会福祉法人、無門福祉会。愛知県豊田市。2021年10月30日。

無門福祉会の畑に集合したのは、三河支部から、ご家族を含めて23名。まず、昼食でいただく、しかく豆、ニンジンの間引き作業からスタートしました。メインの作業は、さつまいもの収穫です。畑を覆うビニールシート、マルチをはがし、さつまいもの蔓を切り、スコップで掘り起こしていくと、大きなさつまいもが顔を出します。

さんご副委員長は作業の終わりに、「大人も、子どもも、利用者さんも、みんなで声を掛け合って、同じ作業をして、笑顔がたくさん生まれた。支部として、1回だけではなく、続けてやっていきたい」と、メッセージをいただきました。無門福祉会でとれた野菜は、中部ゲートウェイの食堂で提供しています。

社会福祉法人、無門福祉会。

豊田市たかまち,ひがしやま7の43。電話、0565-45-7883。2015年から自然栽培を本格的にスタートし、6ヘクタール以上の田んぼや、畑で、お米や、野菜を育てています。毎月、第2土曜日には、むもんいちを開催。利用者さんたちが作った農産物や、加工品などを販売しています。

青空の下で、おもや特製、イノシシ汁と、焼きいものご褒美。

エヌピーオー法人、縁活、おもや。滋賀県栗東市。2021年11月6日。

春に視察で、滋賀支部のメンバーと田植えに行ったのがおもやです。今回は日程が合わず、その田んぼでの稲刈りはできませんでしたが、もりだくさんのイベントとなりました。さつまいも掘り、里芋掘り、枝豆、黒豆の収穫。長いさつまいも畑の畝に、それぞれ3から4人のチームになって、芋掘り開始です。湿気を帯びた土に、スコップが入らず、くじけそうになりながらも、頑張って収穫しました。昼食は、収穫した枝豆と、この日のために特別に用意していただいた、おもや特製のイノシシ汁、畑で焼いた、甘くて、飴色になった焼きいもで、お腹もいっぱいになりました。

エヌピーオー法人、縁活、おもや。

栗東市れいせんじ1-3-24。電話、077-598-5368。季節の野菜やお米、果樹などを、自然栽培で取り組んでいます。おもやの運営する、オモヤ キッチンでは、おもやで作る農産物を販売。月に一度は、くさつ ファーマーズ マーケットにも出店しています。

地域福祉活動編。ヤマトつながるプロジェクト。

横浜の、障害のあるかたと、子どもたちに笑顔を届ける。

ヤマト運輸労働組合員が、オンラインで参加しました。

ヤマト運輸労働組合青年部のみなさんが、地域福祉のボランティア活動に貢献。大学生とともに、横浜の、障害のあるかたや、子どもたちと楽しく遊ぶ企画に、オンラインで参加しました。

10月から12月まで、みっつの企画チームごとに、リモートで、ミーティングを重ね、クリスマスの飾りや、ゲームパーツを制作し、子どもたちに送りました。他にも、タップダンスの公演にもオンラインで参加し、子どもたちと一緒に、楽しい時間を共有しています。

この、ヤマトつながるプロジェクトは、エヌピーオー法人、アクションポート横浜とのコラボ企画です。アクションポート横浜は、若い世代が、地域社会づくりに参加する機会を、さまざまな組織と連携して提供しています。コロナかでも、気軽に地域の福祉活動、町おこしに参加できるようにし、社会人と学生が恊働することで、多くの気づきを得てもらいたい。そんな主旨に、各団体や、施設が賛同し、この企画が実現しました。

 

参加した、ヤマト労組、組合員の声。

オンラインで参加できたのが良かった。次は、施設や、会場にも訪ねてみたい。

リモートでしたが、子どもたちと一緒に制作した、楽しい時間は忘れられません。

初めてボランティアに参加。みんなで力を合わせ、町づくりにもつながる楽しさと、意義を知ることができました。

音楽にダンス。学生たちと一緒に企画を立てていくのが面白かったですよ。

画面を通しても、子どもたちの喜んでくれている姿がとてもよくわかり、参加した甲斐がありました。

コロナで大忙し。慌てんぼうのサンタさんを救え。

障害児者サークル、ラビッツ。

もうすぐクリスマスなのに、コロナの影響で、ツリーの飾りつけを手伝ってくれるトナカイさんが少なく、サンタさんは困っています。そこで、ラビッツの子どもたちに、飾りつけを手伝ってほしい。そんな手紙と材料が届いた物語にしました。10月30日、組合員は、オンラインで、ツリーの飾り制作に参加。11月27日の障害者スポーツ文化センター横浜ラポールでの飾り付け、12月1日からの一般公開の様子も画面越しに拝見しました。

作って、送って、つながろう。

磯子区障害者地域活動ホーム。

オンラインで、磯子区障害者地域活動ホームと交流。10月27日に、利用者さんと一緒に、おまじないグッズを制作、開封し、ネーミングも考え、楽しい時間を共有しました。また、タップダンスワークショップでは、大学生と一緒に企画、準備を担当。11月10日の横浜市磯子区民文化センター、杉田劇場での公演には、オンラインで参加し、来場した、障害のあるかたたちと同じ空間で、タップダンスの世界を堪能しました。

つくって、あそぼ。

洋光台地域ケアプラザ。

11月13日、オセロ、ジェンガ、神経衰弱のゲームパーツを、普段使用するものよりも巨大なサイズで制作しました。そのゲームを、11月21日に、洋光台地域ケア プラザへ。子どもたちを中心に、非日常的なゲームで、楽しく遊んでもらいました。その姿をオンラインで共有することで、地域とのつながる喜びを実感。その後は、近隣地域の施設などにもゲームを送り、つながりの輪を広げています。

学生たちの感想。

ストーリー性のある楽しい企画になり、みんな大喜びでした。

ヤマトの社員のかたたちと、念入りに事前準備をおこなったおかげで、素晴らしいイベントになりました。

私はオンラインで参加。最初は不安でしたが、いろいろな方と交流でき、貴重な体験となりました。

子どもからお年寄りまで参加できるルール作りは、良い勉強になりました。

対面とオンライン。それぞれの役割分担をうまくまとめてくれた、運営スタッフに感謝しています。

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