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利用者さんの給料増額に向かって。夢へのかけ橋、実践塾活動報告。

第4期、新堂塾、中間報告会。オンライン。10月4日。

職員の意識の変化が、成果への鍵。

10月4日、オンラインによる、新堂塾中間報告会を行いました。コロナかで、塾生施設へ出向いての勉強会がなかなか実施できないなか、塾生が、それぞれに取り組んできた成果や、課題を発表しました。入塾の時の2019年9月から、売上も、工賃も、約2倍になった塾生。コロナかで観光が落ち込み、新たにディーエム事業を始めた塾生。仕事を整理して、柱の事業を決めた塾生など、成果の出た塾生に共通しているのは、職員の意識の変化でした。

新堂塾長は、「みなさん、やらなくてはいけないとわかっていることを、すぐにやれていない。具体的に、すぐに取り組みましょう」。カンノ アドバイザーは、「下期は、この塾を通して、何を学んで行くのか、焦点化してほしい」とアドバイス。やまうち理事長は報告会の最後に、「厳しいご指摘を受けたかもしれないが、へこたれずに頑張ってほしい。おぐら昌男さんがいつも『やればわかる』と言っていた。うまくいくこともいかないことも、やらないとわからない。実践あるのみです」と、メッセージを送りました。

第3期楠元塾、中間報告。オンライン。11月4日。

利用者さんのために、はじめた仕事、頑張っていきましょう。

楠元塾の中間報告は、それぞれの発表に対して、楠元塾長とやまうち理事長からコメントをいただきながら進めました。コロナかで、新たな営業に取り組み、工賃向上の成果を出した塾生。入塾の時から、1日あたりのお弁当製造が2倍になった塾生。厨房の改装をおこなった塾生。厨房の建設計画中の塾生もいます。

楠元塾長は、総評で、「コロナかでも、売上や、お弁当の個数もなんとか伸びてきた。でも、原価率が高い。売上をあげれば、仕入れる量が増えて、仕入れ単価を下げられる。

原価率が高いと工賃に回りません。仕入と献立、棚卸しを、一生懸命、考えてください。利用者さんのために始めた仕事ですから、頑張っていきましょう」。やまうち理事長は、「営業というのは、お客様を増やすだけでなく、原価を下げ、お弁当の品質を上げていく、というのをセットでできるようにすることです」と、アドバイス。最後に全員で、がっちりポーズをとって、目標達成を誓いました。

農福連携実践塾、見学勉強会 in 滋賀。10月25日、26日。

昨年の10月、農福連携実践塾の見学勉強会を、滋賀県にある、おもやと、華菜屋で実施しました。おもやの働く場所は、自然栽培で取り組む、野菜や米作りの圃場、加工、レストランのオモヤ キッチンの3ヵ所。今回は、新事業として検討中の、ぶどう園もあわせて見学しました。5タンの広さになま食用、ワイン用のぶどうの木が植えられています。講師の林さんは、「おもやのビジョンの中で考えて、作ったぶどうをどうするか、どこに売るかを想定して、はじめた方が良い」。熊田塾長は、「設備が整っているので、事業所内で調整し、やるべきことと、やりたいことを進めていった方がよい」と、アドバイスしました。

華菜屋は、雨の日も作業ができる、ハウスでの水耕栽培を、利用者さんの仕事と決め、四年をかけて、ハウスを整備してきました。近くにある道の駅がメインの販売先。年間を通して、出荷数をどう増やしていくかが現在の課題です。ハーブをはじめ、どこに商機があるのかわからない中で、取捨選択をしながら、野菜の栽培を進めています。

新事業として検討中のぶどう園。おもや。

整備され、緑いっぱいのハウス。華菜屋。

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