前回より、規模も中身もいっそう充実。障害者の、働く、をより想像しやすく.
沖縄パワーアップフォーラムの分科会活動から生まれた、ゆいジョブは、障害者と、採用企業をつなぐ、マッチング情報局です。
その、ゆいジョブがウェブを飛び出し、就活に欠かせない、リアルな出会いの場として企画するイベント、おしごと発見フェア,2023。第2回を迎える今回は、8月5日を予定していましたが、台風6号の影響を受けて延期され、晴れて、9月14日の開催となりました。
会場は宜野湾市、沖縄コンベンションセンターの展示棟で、前年より広くなり、合同企業説明会の参加企業は昨年の18社から24社に。昨年は、障害者施設による模擬体験会だった、おしごとチャレンジ体験会も、今年は、企業による体験会へとバージョンアップ。13社の参加で、より実践的な内容になりました。
イベントには、約450人が来場。その様子は、地元テレビでも放送されました。
障害者雇用に前向きな沖縄。障害者が、あたりまえに働ける社会に.
沖縄の法定雇用率は2022年度、2.97パーセントで、全国1位。沖縄では、従業員数、10人未満の企業でも、助け合い、一緒にがんばるの意味である、ゆいまーるの精神で、障害者雇用を実践する事業所も多い、という現状があります。深刻化する人手不足もあって、職種、業種、企業規模を問わず、障害者雇用への関心がいっそう高まっています。
また今年は初めて、会場整理などを担当するボランティア、22名が参加しました。各体験ブースで整理券を配布、順番が来たら呼び出すことで、前回見られた、順番待ちの行列も解消されました。ボランティアにとっても、障害者や、障害者とともに働くことについて、気づきがあったかたもいたようです。
イベント自体も成長を見せた、おしごと発見フェア。注目度が増す今後に期待です。