相談したり、意見の言いやすい、互いに助け合える職場が楽しい.
川崎競馬場隣接の大型ショッピングモール内の しまむら で、2021年から勤務しているのが、川上 翔さんです。
「やることがいっぱいで大変ですけど、楽しいです。できるところは、どんどん任せるっていう感じが、しまむらなんで」(笑い)。
なんと、川上さんは同店の、紳士とキッズの部門を、一人で担当しているのだそう。店長の東家市郎さんに伺いました。
「商品部からの陳列指示に沿って新商品を店に出したり、値下げ指示が出た店頭商品のピッキング、他店へ回す商品の出荷だったりを中心に、レジ打ち以外、すべてやってくれています。売り場づくりの改善提案も、たぶん、店で一番、出してくれて」。川上さんの考える売り場工夫の意見は、実際、社内報にも取り上げられたのだとか。
かつて、靴小売チェーン店でのバックヤード業務の経験がある川上さん。そこで苦手意識があった、接客業の面白さに目覚めたそうです。スワン工舎での研修を経て、川上さんが実習先に希望したのが しまむら でした。
2年ほど働いてみて、「仕事の進め方など、店長になんでも相談できるし、周りの人たちがみんな良い人で、和気あいあいと助け合って働いている」のが魅力だ、と川上さん。現在はパート社員として、他のスタッフと同様、週5日勤務で、年2回の賞与もあります。
しまむら は、障害者雇用を、継続的に取り組んできました。法定雇用率、2.3パーセントを大きく上回って、2023年2月現在の障害者雇用率は4.17パーセント。障害者職業生活相談員の資格を持つ社員も、243名を数え、さらなる採用にも意欲的です。
「川上さんとちがって、接客が苦手なかたには、バックヤードでのハンガー掛けなど、それぞれのかたに合った業務が必ずあります。興味のあるかたは、声を掛けてください」と、東家店長。
「忙しくても、丁寧な接客を心がけ、長く働き続けたい」と、川上さんは考えています。