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農福連携実践塾。

ぶどう栽培塾、たまねぎ栽培塾。

ぶどう栽培塾は、今年から新たな塾生を迎えて第2期へ。たまねぎ栽培塾は、第1期の学びの仕上げとして、塾長視察をおこないました。

第2期ぶどう栽培塾。人もぶどうも同じ。次に何が必要かを考え、大切に育てる。

第2期に入ったぶどう栽培塾は、2月23日、24日に、福井県あわら市にある林塾長のエヌピーオー法人ピアファームで、第1回目の研修をおこないました。

初日、林塾長が、「ぶどうは、品種により収穫期、栽培のしやすさ、美味しさ、販売方法も違います」と、ぶどう栽培の基本的な流れなどを講演。さらに、「雨の中、利用者さんがカッパを着て作業していますが、うちでは当たり前の光景です。本人のやる気の芽を摘んではいけない。次に何をおこなうかを理解し、しっかり育てていく。人も、ぶどうも、大事なことは一緒です」と、話しました。

翌日は、いまの時期に大切なたんしょう剪定や、芽傷入れ、主枝の伸ばしかたなどを体験。「知識だけでは不安でしたが、正しい方法を体験できて良かった」、「利用者さんへの支援のありかたも参考になりました」と、8名の塾生は、それぞれ手応えを得た様子です。

最後に、熊田統括塾長は、「栽培だけでなく、計画の立てかたや、給料などの計算方法もきちんと理解していきましょう」と、伝えました。

第1期たまねぎ栽培塾。塾での学びを栽培や経営、さらに販売にも活かしていこう。

収穫期を迎えた、みっつの塾生施設を塾長達が視察。3月1日は、沖縄県の2施設を訪ねました。

中頭郡のチームビレッジの塾生は、「塾での学びを活かし、大きなたまねぎを栽培できました。今後は、自分のやるべき優先順位を意識しながら、計画的に、栽培を進めていきます」と報告。なんじょう市のらくワーク作業所の塾生は、「たまねぎの収穫量は1たんで約1トンです。塾で学んだ栽培方法は、いままでより草の管理がやりやすい」と、話しています。

翌日は、鹿児島県霧島市のほのぼのへ。塾生は、「塾で得たノウハウをみんなで共有し実践しています。今年は、播種からの苗づくりをおこない、4月の収穫が楽しみです」と、報告しました。

視察を終えたこぶち塾長は、数字、経営、栽培方法などで、幅広く成果を上げていることを評価。「たまねぎ栽培が、事業全体のバランスや、みなさんの意識向上のきっかけになっているようですね。今年よりも来年、そしてその次と、作物の販売にも力を入れてください」と、伝えました。

ほのぼの。

らくワーク作業所。

チームビレッジ。

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