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2024年度、ヤマトグループボランティアプロジェクト。

地域と繋がるボランティア、農業編。

財団は、ヤマト運輸労働組合と連携し、地域にある福祉施設と、ボランティアを通じて繋がり、交流を深めていく、ボランティア プロジェクトを進めています。今回は、青森県十和田市にある、農楽郷ここ カラダで作業をしました。

青森支部:2時間で200キログラムの皮むきを完了。私たち、頑張りました。

6月とは思えないほど真夏の太陽が注ぐニンニク畑に集合したのは、ヤマト運輸労働組合青森支部のみなさん、20名です。今回は、十和田市にある、農楽郷ここ カラダで、ニンニクの収穫と、皮むき作業のお手伝いをしました。

農楽郷ここ カラダは、名前のとおり、農業を楽しみながら、地域で安全に暮らしていけるようにと、2009年に設立。最初は、内職などの仕事で低工賃でしたが、12年前からニンニクの栽培を始めました。土壌改良にも取り組み、今では1.5ヘクタールのニンニク畑があります。2017年には、財団の助成で、ニンニク植え付け機や、トレーラーを導入。機械化で、年間20から30トンの収穫ができるようになりました。工賃も30,000円を超えています。

ニンニクの植え付けは10月、東北の厳しい冬を乗り越えて6月に収穫。収穫後に茎を切り落とし、黒ニンニクに乾燥加工するため、皮を剥いて、ろくへんの形に整えていきます。皮むき作業は、普通なら、1日1人20キログラムぐらい作業をするところ、青森支部のみなさんの頑張りで、なんと、2時間で約200キログラムの皮むきを完了しました。

青森支部の坂井委員長は、「ニンニクの皮むきは重労働です。これで終わらず、支部として、ちょっとしたお手伝いでも、地域の一員として、一緒にやっていきたい。財団を創られた、初代理事長の小倉昌男さんの思いをしっかり引き継いでいきたいと思います」と、挨拶をされました。

秋には、サツマイモの収穫を予定しています。

ニンニクの収穫は予定より早い時期になってしまい、ボランティアの日には、ちょっとだけ収穫体験をして、そのあとは黒ニンニクを作るためのニンニクの皮むきを手伝いました。作業のあとは、十和田のソウルフードのバラ焼きと、ニンニク味噌のおにぎりで、ホッと一息つきました。

十和田のソウルフード、バラ焼きをいただきました。

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