一緒に手を動かすと、距離が近づく。
この春も、ヤマトグループ社員や、その家族が農園を訪れ、利用者のみなさんと一緒に、農作業に取り組みました。大勢で力を合わせることで、普段時間をかけておこなっている作業を、少しでも後押しできるのが、このボランティアの役割のひとつです。利用者のみなさんに作業を教えてもらったり、声を掛け合いながら手を動かしたりするうちに、自然と、会話や笑顔も広がります。訪れる側、迎える側という垣根を越え、同じ作業に取り組む仲間として過ごす時間。高知と和歌山で、この春も新しい交流が生まれました。
5月23日:南国、にしがわ農園、ヤマト運輸労働組合高知支部。
教える、教わる。そこから始まる交流。
高知では、雨のため予定していた屋外作業を一部変更し、グァバの葉の収穫や洗浄、木工作業に取り組みました。利用者のみなさんに教えてもらいながら、子どもたちも一緒に作業。「葉っぱを洗うところが楽しかった」と、笑顔を見せました。利用者さんも、「大勢でやると、やっぱりすごく楽しい」と話し、子どもたちにも自然に声をかけながら、一緒に手を動かす姿が見られました。
「利用者のみなさんから積極的に声をかけてもらい、本当に楽しい一日でした。これからもできることで協力していきたいです」と右から2人めの黒川執行委員長。
6月20日:はまゆう作業所、ヤマト運輸労働組合和歌山支部。
大勢の力で、いつもの作業を後押し。
和歌山では、総勢52名が、利用者のみなさんと枝豆の収穫をおこないました。大勢で力を合わせたことで、普段は1日かかる作業を、1時間余りで完了。その後は、枝から、さやを外す作業もおこないました。参加者が、利用者のみなさんに作業のコツを尋ね、教わりながら手を動かす場面も。利用者のかたからは、「こんなに大勢で少し驚きました。でも、手伝ってもらえるのはとても助かるし、うれしい」との声が聞かれました。
「誰かのために動くことは、自分自身の豊かさにもつながる。これからも長くお付き合いできる関係を築いていきたいです」と左端の赤﨑執行委員長。
南国にしがわ農園。高知県南国市。
農薬、肥料、除草剤を使わない自然栽培でグァバを育て、有機ジェイエーエス認証も取得。農作業や加工を通じて、障害のあるかたの働く場をつくり、グァバ茶などの商品づくりにも取り組んでいます。
子どもたちもグァバの葉の洗浄に挑戦。初めての体験を楽しみます。
一緒に手を動かすと、自然と会話も弾みます。
グァバの木で、木工体験も。
小さな手で、一生懸命お手伝い。
みんなで手分けして、グァバの葉を一枚ずつ丁寧に収穫しました。
はまゆう作業所。和歌山県田辺市。
1997年の開設以来、農業を中心に、年間100種類以上の野菜を栽培。農産物の販売に加え、ヤマト福祉財団の助成で整備した厨房を活用し、自家栽培の食材を使う、カフェ アンド レストも運営しています。
大勢の力が合わさると、枝豆の収穫がぐんぐん進みます。
ピーマンの袋詰めも手伝います。
「普段は運ぶ側ですが、収穫から商品ができるまでを知る貴重な経験になりました」と右の石田主管支店長。
利用者さんに教わりながら、作業。
「手伝ってもらえてうれしいです」。