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スワン工舎卒業生訪問、30、株式会社プラザ クリエイト スタッフ サービスさま。

株式会社プラザ クリエイト スタッフ サービス。プリント ショップ、携帯ショップ等の経営をおこなう、株式会社プラザクリエイトの特例子会社。和光プリントセンターで14人の障害者従業員が働いています。2019年2月現在。

チャレンジしてよいですか。練習してよいですか。

日々の仕事を重ねることで前向きに変化してきた、確田裕介さん。苦手な作業にも積極的に挑戦、この仕事を長く続けたいと話しています。

ヤマト自立センター、スワン工舎。就労に必要なスキルの習得はもちろん、就労先の開拓から、ジョブコーチによる就労後のサポートまで、一貫したプログラムで、障害者の自立支援に取り組んでいます。

仕事の姿勢が前向きに。

全国に展開する DPE のパレットプラザから受注し、アルバムや、雑貨などを生産する、株式会社プラザ クリエイトの和光プリント センター。昨年、葛飾から和光に拠点を移した工場の3階に、株式会社プラザ クリエイト スタッフ サービスがあります。

確田裕介さんは、この工場の一期生。七五三や、成人式の時に、スタジオで撮影した写真をアルバムにまとめる台紙貼り、マグカップの検品や出荷前の完了登録、キーホルダーなど、ほぼ手作りの生産業務を担当しています。

確田さんの上司であり、精神保健福祉士の長田美和さんは、確田さんについて、「トライアルを含めて8ヵ月。作業が上手になってきたし、スピードも速くなってきました。実習の時は商品ができているのに、自分では、できていない、無理です、という不安な状態でのスタートだったので、自分で、できた、と思えるのはいつだろうと、見守っていました。そうしたら、毎日、数をこなして重ねることで、できそうな気がします。やろうと思います。やってみます。と、変化してきたんです。苦手な作業も、こちらが配慮していると、練習してよいですか、と、諦めずにチャレンジしようとする気持ちがでてきました。大きな成長です」と話します。

株式会社プラザ クリエイト スタッフ サービスの設立は2013年。手探りで、特例子会社を運営していく中で、福祉の専門家を募集したことがきっかけで、精神保健福祉士として、病院に勤めていた長田さんがこちらへ。それまで外注していた商品の製造を内製化することで、障害者スタッフの仕事を作ってきました。

「今までは、サポートする私たちが作業の準備をしていましたが、最近は段取りをするところからスタッフに任せています。みんなのやれることが増えているので、工場や会社としても、一般の社員に混じって仕事ができるのではないかと、期待されるところです」と長田さん。

確田さんも、実習中の後輩に、やさしく仕事のやりかたを教える、頼もしい存在となってきました。

確田 裕介さん。

株式会社プラザ クリエイト スタッフ サービス。平成30年9月1日入社。

確田さんの好きな音楽はアニソン、名探偵コナン。休みの日は、お父さんと、ゲームで対戦しているそうです。

作業場で、確田裕介さんと、長田美和さん。

空気で埃を払いながら作る、写真いり キーホルダー。

マグカップの前検品作業。

「人に教えることは、決して得意ではないと思いますが、頑張っていますよ」と長田美和さん。

YWF Topics.

ネパール小児白内障治療プロジェクト。

斜視矯正手術をおこないました。

昨年12月にネパール、ダーディン郡の、ふたつの学校でおこなわれたアイ キャンプ。そこで要手術の診断を受けた3人の子どもたちが、2月に、カトマンズ医科大学で斜視矯正手術を受けました。その後の視力検査では、視力が向上したことを確認しています。

英語の勉強が好きなピサル、右目が特に悪い。術後、祖母と病室で。

斜視と弱視の重複で、早めに手術が必要だったマビシュ、術後の検査をするドクター サビナ。

きょうされん 結成40周年記念映画、順次全国上映へ。

星に語りて。 Starry Sky 。

2011年3月11日、マグニチュード9.0、我が国観測史上最大の地震が発生しました。東日本大震災です。その時、障害のある人と支援者達はどんな状況に遭遇したのでしょうか。避難所に はいれず、配給の食べ物もない。支援する団体も、個人情報保護法に阻まれ、障害のある人たちの安否が確認できない。この映画は、当時を知る人たちへの取材を元に、私たちの知らなかった実情を描きます。

きょうされんの結成40周年記念映画として、3月から全国で順次上映開始。上映日程等、きょうされん ホームページをご確認ください。

http://www.kyosaren.or.jp/starrysky/#about.

ステップアップセミナー、2ヵ所で開催。

広島会場、6月8日、山口会場、6月15日。

知的障害のある利用者の、働く力を伸ばすためのノウハウや、仕事に取り組む環境作り、仕事の流れを分析し、生産性を高める、ライン、工程方式などを学ぶセミナーです。講師は、ヤマト福祉財団が主催する、実践塾塾長の新堂 薫 氏と、アドバイザーの菅野敦、東京学芸大学、教授。事例報告として、成果を上げた塾生卒業者も登壇します。利用者の能力向上に関心のあるかたは、是非、ご参加ください。

カレンダー販売にご協力いただき、ありがとうございました。

今年も東京、銀座の伊東屋さまから、カレンダーのご寄付をいただきました。それを各支社、主管支店で販売し、売り上げの241,514円を、社会福祉法人 ヤマト自立センターに寄付いたしました。伊東屋さま、ヤマトグループのみなさま、ご協力ありがとうございました。

夢へのかけ橋、実践塾、第4期、新堂塾、第3期、楠元塾、弁当、配食サービス実践塾を募集します。

ヤマト福祉財団、おぐらまさお賞の受賞者を塾長として、施設職員向けの研修を、夢へのかけ橋実践塾として実施してきました。2019年9月開講予定の、夢へのかけ橋実践塾から、ふたつの塾の募集です。高工賃、利用者の能力向上を目指すかたのご応募をお待ちしています。

第4期、新堂塾。仕事の流れを分析し、生産性を高める、ライン、工程方式を学び、働く能力を育て、高工賃を実現。

第3期、楠元塾、弁当、配食サービス実践塾。日替わり弁当を中心に、メニューの管理から高齢者向け配食事業まで、 PDCA サイクルを回して、成果を出す取り組み。

ステップアップセミナー、夢へのかけ橋 実践塾の、お申し込み、お問い合わせは、ヤマト福祉財団まで。

ホームページ https://www.yamato-fukushi.jp/.

電話 03-3248-0691.

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