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スワン工舎卒業生訪問,31,協和界面科学株式会社さま.

おばあちゃんと一緒に、フランスを旅行するのが夢です.

総務部のフロアで、社員のみなさんと。エプロンをしている中央の日暮さん、左から2番目が、総務部の神保浩子さん.

ヤマト自立センター、スワン工舎:就労に必要なスキルの習得はもちろん、就労先の開拓から、ジョブコーチによる就労後のサポートまで、一貫したプログラムで、障害者の自立支援に取り組んでいます。

協和界面科学株式会社:あらゆる物質の特性を数値化する測定器を製造し、商品開発や、新素材開発を支える測定器の専門メーカーです。

仕事をとおして成長してほしい.

JR 新座の駅から徒歩2分。特殊な測定器を開発するメーカー、協和界面科学株式会社で、日暮緩菜さんが働いています。

仕事は日常の清掃。外回りから、事務所、ラウンジ、階段、トイレ、観葉植物の水やりまで、館内の清掃をひとりで担当しています。曜日ごとのメニューを決め、1週間で全体の掃除が完了するという仕組み。昨年7月から3ヵ月のトライアル雇用を経て、10月から正式雇用となり、働き始めてから約1年になります。

総務部の神保浩子さんに、日暮さんの成長ぶりをお伺いしました。

「仕事ができることはもちろんですが、素直で真面目な人柄が、日暮さんの採用を決めた理由です。誰も見ていないところでも、陰ひなたなく、きちんとやってくれます。成長したところは、万遍なくやるだけではなく、汚れた場所を見つけて重点的に掃除をしたり、今日できたこと、できなかったことなどを報告してくれるようになったことです」。

最初は事務所の自分の席で小さく、「おはようございます」といっていたのが、今では着替えて事務所に はいると、みなさんに、笑顔で大きな声で朝のあいさつができるようになってきたことも、大きな変化だといいます。

20歳の日暮さんは、社内のアイドル的な存在。会社で社外講師をお呼びしておこなう社員研修にも参加したり、社員のみなさんも、気軽に声をかけてくれる雰囲気があります。

障がいのある人も、ない人も、みんな、仕事の楽しさを覚えて、社会参加ができる会社を目指したいというのが、会社のモットー。

「日暮さんにも、当社で仕事をとおして成長していただきたいという気持ちが大きいです」と神保さん。ゆくゆくは清掃だけでなく、デスクワーク、パソコンを使うような仕事の幅も、少しずつ広げていきたい、と日暮さんの可能性に期待されています。

初めてのお給料で、念願のゲーム機を買った日暮緩菜さん。次なる夢はフランス。きれいなところを見たい、行きたいと話しています。

社内バーベキューが、日暮さんの20歳の誕生日、緩菜スペシャルのお肉を、亀井専務が焼いてくれました。

日暮 緩菜さん。協和界面科学株式会社、平成30年10月1日入社。

20歳になったらお酒を飲んでみたい、と話していた日暮さん。缶チューハイがお気に入りだと教えてくれました。

水やりも大事な役割.

社内の清掃を一手に担当しています.

YWF Topics.

6月17日に開催された、当財団の、令和元年度、第1回評議員会、第2回理事会で、瀬戸薫理事長の後任として、山内雅喜、ヤマトホールディングス株式会社取締役会長が選出され、就任しました.

自然栽培パーティ。ヤマトグループ社員も田植えに参加しました.

6月8日 土曜日、自然栽培パーティの会員施設である、 NPO 法人多摩草むらの会の田んぼ(東京都八王子市)で、今年の田植えがおこなわれました。ヤマトグループの社員、約20名もボランティアで参加。家族で参加されたかた、田植えは初めてというかた、みなさん一緒に、利用者さんと苗を植えていきます。当日は曇りで田植えにはほどよい天気。障害者施設の事業や、自然栽培、利用者さんの仕事など、理解を深める一日となりました。

1本から3本の苗を疎植えする、自然栽培の田植え。

作業のあとで、利用者さんと一緒に記念撮影。

優勝チームへ、自然栽培米、600キログラムを贈呈.

5月12日 日曜日、車いすバスケットボールの天皇杯、第47回日本 車いすバスケットボール選手権大会の決勝戦がおこなわれました。優勝したのは宮城 Max 。2008年から今年で11連覇の達成です。

オフィシャルスポンサーとして、車いすバスケットボールを支援しているヤマトグループから、優勝チームに、自然栽培パーティの全国9施設から収穫した、お米600キログラムが贈呈されました。

ヤマトホールディングス株式会社、丹澤常務執行役員から贈呈。

優勝賞品のお米を生産した、自然栽培パーティメンバーも決勝戦を観戦しました。

ステップアップセミナー開催。6月8日、広島。6月15日、山口。

第4期 新堂塾 募集も兼ねたステップアップセミナーが、広島、山口の2会場で開催されました。新堂塾長による、働く力を伸ばし、工賃を高める実践の講演では、塾長施設のチャレンジャーが、高工賃を実現するまでの歩みと現状を、アドバイザーの東京学芸大学菅野教授は、障がいのあるかたが働くということをテーマに、働く能力の向上や、仕事の環境の見直しについて、講演をおこないました。事例報告では、新堂塾 卒業の1から3期生が、塾での実践を発表。シンポジウムでは、会場から積極的な質問もあり、第4期 新堂塾へのエントリーに向けて動き出しました。

第4期 新堂塾 募集については、ヤマト福祉財団ホームページをご覧ください。

広島会場.

山口会場.

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