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Information Of The Art: ミュシャ展。

マルチ アーティストの先駆者。

アール ヌーヴォーの代表的画家。

19世紀末、ベル エポックを謳歌するパリで、1枚のポスターが大衆の話題をさらいました。人気の舞台女優、サラ ベルナールの演劇ポスター、ジスモンダです。手がけたのは、アルフォンス ミュシャ(1860年から1939年)。彼の流麗な曲線で描かれた、装飾性に満ちた作品は優美な魅力を放ち、今も、世界中で愛されています。

ミュシャは、現在のチェコ共和国に生まれました。若きミュシャは、プラハの美術アカデミーを受験して、不合格となるも、絵を学びつづけ、やがて、27歳でパリへと渡ります。雑誌の挿絵を描いて生計を立てる無名時代を経て、34歳で請けおった、ジスモンダで、一躍、脚光を浴びました。サラとは6年間におよぶ契約を結び、ミュシャはアール ヌーヴォーの旗手に躍り出たのです。

ミュシャ芸術の全貌を解き明かす。

画家、デザイナーとして活躍したミュシャは、ポスター作品以外にも、じつに多彩なジャンルを手がけました。本展では、とくにデザイン分野に着目し、マルチ アーティストとして、遺憾なく腕をふるったミュシャの先駆性に迫ります。

ミュシャの個人コレクターとして著名な、チェコ在住のチマル博士のコレクションから、劇場ポスター、書籍の挿絵、ポストカード、お菓子や香水のパッケージ、宝飾品などを中心に、日本初公開のチマル コレクション、約90点を含む、全169点の作品群が一堂に会する貴重な機会です。

ヤマト運輸株式会社は、本展作品の輸送、展示に協力しています。

連作装飾パネル、四季:春、夏、秋、冬/1896年/リトグラフ/紙/チマル コレクション。

ポスター、ジスモンダ/1894年/リトグラフ/紙/チマル コレクション。

水彩画、クリスマス/1936年/水彩、グワッシュ/紙/チマル コレクション。

ルフェーヴル ウティール社ビスケット(ブドワール)缶のパッケージ/1900年/リトグラフ/金属、紙/チマル コレクション。

書籍、装飾アルバムより、花言葉(pl.35)/1900年/リトグラフ/紙/チマル コレクション。

開催期間。
2024年4月19日 金曜日から6月16日 日曜日まで。
休館日。
月曜日。4月29日 月曜日及び祝日と、5月6日 月曜日及び祝日は開館。4月30日 火曜日と、5月7日 火曜日は休館。
開催場所。
天童市美術館。
アクセス。
1. ジェイアール天童駅 東口より、徒歩約15分。2. ジェイアール山形駅から、天童行き,荒谷経由バスにて、所要時間45分の天童市役所口下車、徒歩5分。3. 山形空港からタクシーでおよそ10分。
開館時間。
9時30分から18時まで。入館は閉館30分前まで。
入館料。
一般、1,200円。一般団体、1,000円。高校生及び大学生、800円。高校生及び大学生団体、650円。小中学生、500円。小中学生団体、400円。価格はすべて税込表示です。団体とは20名以上を示します。身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、及び療育手帳を提示されたかたは表示料金の半額。同伴の介護者は無料。
主催。
天童市、公益財団法人天童市文化 スポーツ振興事業団、ティーユーワイテレビユー山形、ティービーシー東北放送。
共催。
天童市教育委員会。
後援。
テレビユー福島。
協力。
東北芸術工科大学 グラフィックデザイン学科。
企画制作。
エムビーエステレビ。
問い合わせ先。
天童市美術館、電話 023-654-6300。
展覧会公式サイト。
https://www.mbs.jp/event/page/alfons_mucha.shtml
巡回情報。
三重 パラミタミュージアム、2024年8月3日 土曜日から9月29日 日曜日まで。

第25回、ヤマト福祉財団、小倉昌男賞、募集。

正賞。
あめのみや あつし氏作、ブロンズ像、愛。
副賞。
賞金、100万円。
募集期間。
6月1日から8月31日まで。

ヤマト福祉財団では、障害者の仕事づくりや、雇用の創出、拡大、労働条件の改善などを積極的に推し進め、障害者に、働く喜びと、生きがいをもたらしている人の中から、毎年2名のかたに、ヤマト福祉財団、小倉昌男賞をお贈りしています。この人をぜひ、と思われるかたのご推薦をお願いいたします。詳しくは、ホームページをご覧ください。また、キューアールコードより、第24回、ヤマト福祉財団、小倉昌男賞、贈呈式の様子を、YouTube で、ご覧いただけます。

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