「経済的な自立力を備えた新しい福祉」に向かって行動を起こす施設の合同研修会です。「事業改革モデル化資金」に加えて、無償で利用できるクラウド型の簡易な管理会計システムも提供します。

2023年3月、第3期弁当・配食サービス実践塾と第4期新堂塾の塾生を送り出し、終了いたしました。
今後は、OB・OGのフォローアップを進めてまいります。

研修内容

  • 販路拡大や商品開発など営業に関する新規事業や改善について、事業プランを作成します。
  • 半年に一度の間隔で開催し、自分の目標の進捗やほかの参加者の進捗などをチェックすることができます。
  • 2年間を通じて合同合宿を中心として開催しますので、先行している施設の紹介や現場の課題などグループディスカッション・合同パネルディスカッションなども取り入れています。
  • 2年間、PDCAサイクルをかけて成果を出す取り組みです。

開講期間

2019年9月〜2021年8月(2年間)

※新型コロナウイルス感染拡大により開講期間が2022年8月までとなりました。(2021年7月現在)

応募資格

  • 第3期弁当・配食サービス実践塾
    飲食店経営あるいは配食サービス事業を行っている就労継続支援A型・B型事業所(多機能型を含む)の事業責任者であること
  • 第4期新堂塾
    非営利法人で就労継続支援B型(多機能型を含む)事業所の責任者または職員
  • 全6回出席が可能なこと
  • 現在支給している給料の金額は問いません
  • 施設代表者の推薦書
  • インターネットが出来る環境があること
  • 毎月簡単なレポートの提出をお願いします

参加費用

無料(交通宿泊費全額支給)

塾長紹介(平成25年9月〜現在)

楠元 洋子

社会福祉法人キャンバスの会 理事長 第13回小倉昌男賞受賞者
重度身体障害者の支援がきっかけとなった配食サービスが評判を呼び、事業所向けの給食にまで拡大。更にクリーニング事業でも乳児産着に始まり、レストランなどの制服リース・クリーニングなどアイデア満載の事業で新しい福祉を展開。

新堂 薫

社会福祉法人武蔵野千川福祉会 常務理事
第9回小倉昌男賞受賞者
高い賃金で実現する自立という夢や家族の期待に応えて、仕事と暮らしの両面から利用者の地域生活向上に取り組む。

熊田 芳江

社会福祉法人こころん 常務理事 第14回小倉昌男賞受賞者
福島県南部地域に精神障がい者支援のさきがけとして2002年から活動を始める。農産物直売所経営や地元産品の6次化など、地域の人々との連携を重視し、当事者に役割を見つけることで家族・病院からも信頼を得る。“農・福連携”を全面に打ち出して活動中。

武田 元

社会福祉法人はらから福祉会 理事長 第3回小倉昌男賞受賞者
限られた商圏で安定して売上るために始めた豆腐づくり。その経験を元に食品加工業の分野で300人を超える利用者に平均4万5千円の給料を支払う。

亀井 勝

社会福祉法人ひびき福祉会 理事長 第7回小倉昌男賞受賞者
障害者にこそ“高品質”な仕事を。“ハイワーク”の言葉に込めた思いをのせてスイーツを中心にさまざまな商品開発で利用者の暮らしを支える。