障がいの重い人にも高い工賃を実現する支援方法を学ぼう!

はらから福祉会は、宮城県内にB型事業所を8ヵ所運営し、地域の重い障がいのある方をはじめ、障がいのある方が働き、自立して暮らしが送れるよう支援しています。
法人が取り組む食品加工のなかでも人気の牛タンは昨年度約4億円の売り上げがあるなど、どの事業所も、必要とされる商品を高品質に製造することで、安定した販売を実現し、平均工賃月額50,000円以上の支給を実現してきました。
障がいの重い人がどのように仕事をしているのか、はらから福祉会の事業所で撮影したビデオを交え、その支援方法を「チーム化」「機械化」「意識化」という3つのポイントで紹介します。
宮城会場では、障がいの重い人も一緒に働き、高工賃をどのように実現していくのかを考えます。

現地から仕事の様子もビデオ映像で提供し、ゲストのみなさんが視聴者に代わって現地を訪問しライブ配信する新しい取り組みです。

開催概要

日程

2022年11月25日 (金)

場所

テキストのダウンロード 接続方法はこちらから

参加費

無料

参加対象

障がい者の仕事づくりや働く場に関心のある方々の幅広いご参加をお待ちしています。

定員

オンラインにつき、視聴申し込みいただいた方にライブ配信します。

備考

・YouTubeのライブ配信を限定公開で使用します。
・視聴申し込みされた方にはライブ配信URLをメールにてお知らせします。
・文字通訳も配信します。
・視聴者の属性を集計するために簡単なアンケートにご協力をお願いします。
・前日まで視聴申し込みを受け付けます。

プログラム

13:00 主催者挨拶
13:05 本日のプログラム案内
13:10
ホスト講演
「より障害が重い人を働き手にーチーム化、機械化、意識化を通
してー」
社会福祉法人はらから福祉会
理事長 武田 元
13:50 コーディネータ講演
障害のある人の働く意味 ディーセントワークの視点を踏ま えて 私たちに問われること
NPO法人日本障害者協議会
代表 藤井 克徳
14:20
ゲスト報告1
「私たちが歩んできた高工賃への取り組み」
社会福祉法人オリーブの樹
理事長 加藤裕二
14:40 ゲスト報告2
「私たちが歩んできた高工賃への取り組み」
社会福祉法人かしのみ福祉会
理事長 小俣弘美
15:00 休憩(10分)
15:00
シンポジウム  
テーマ:さらなる高工賃を目指し、障がいの重い人への支援などこれからの取り組みについて
  
シンポジスト
武田元 加藤裕二 小俣弘美

コーディネータ  
 藤井 克徳
16:30 終了

講師情報

  • 山内 雅喜

    ごあいさつ

    この2年間、コロナウイルスの影響によりみなさまもたいへん ご苦労されたと思います。今回は、私も現地に同行します。どの ような課題があるのか、そして将来の可能性をどう拡げていく のかニーズを捉えたいと考えています。よろしくお願いします。

    山内 雅喜

    公益財団法人ヤマト福祉財団 理事長
  • 武田 元

    ホスト講演「より障害が重い人を働き手に ― チーム化、機械化、意識化を通して ―」

    1942年宮城県生まれ。1966年から学校教員として31年間勤務。1979年から地域で障がい者に関わる活動に参加し「はらから会」を立ち上げます。以来、障がい者施設の建設・運営に力を注ぎ、現在法人では宮城県内に障がい者が働く場やグループホームなど20ヵ所を運営しています。
    大豆加工をはじめ牛タンなど食品加工が主な事業で、年商は10億円、2021年度は約250名の利用者に平均工賃月額50,000円以上を支給。豆腐や油揚げはテレビで紹介され、牛タンは法人のある宮城県柴田郡柴田町のふるさと納税の返礼品として人気です。

    武田 元

    社会福祉法人はらから福祉会 理事長
  • 藤井 克徳

    コーディネータ講演「障害のある人の働く意味 ディーセントワークの視点を踏ま えて 私たちに問われること 」

    ディーセントワーク(尊厳のある労働)の追求にあたって、工賃 の水準は欠かせない視点です。しかも、障害の重い人をとり残 すことなく。報告者の心と技を盗んでください。そして、いっ しょに考えましょう。

    藤井 克徳

    NPO法人日本障害者協議会 代表/日本障害フォーラム 副代表/きょうされん 専務理事
  • 加藤 裕二

    ゲスト報告1「私たちが歩んできた高工賃への取り組み」

    1954年千葉県生まれ。1984年に数名のボランティアと福祉作業所オリーブハウスを開所。2000年8月にオリーブの樹を設立。現在、千葉市内に就労系事業所・グループホーム等を10ヵ所運営しています。地域にある牧場の新鮮な牛乳を使い、開設当時からクッキーや高品質なアイスクリームなどの製造を行っています。長年出店販売に取り組み、コロナ禍では直接宅配など工夫を重ね、販路を拡大しています。

    加藤 裕二

    社会福祉法人オリーブの樹 理事長
  • 小俣 弘美

    ゲスト報告2「私たちが歩んできた高工賃への取り組み」

    1963年山梨県生まれ。知人の紹介により入職して18年め。2007年にNPO法人かしのみを、2019年に社会福祉法人かしのみ福祉会を設立。現在、甲府市内に3事業所を運営しています。地元の山梨県産のフルーツ(ブドウ、モモ、カキ、スモモ、キウイフルーツ、ユズ等)を自社工場で加工した無添加のドライフルーツ・コンポート・果肉たっぷり飲めるゼリーなどの商品が人気。通販だけでなく積極的な出店販売で販路を拡大しています。

    小俣 弘美

    社会福祉法人かしのみ福祉会 理事長

お申し込み

以下のフォームより視聴をお申込みください。折り返しYouTube ライブ配信URLを記載した受付票をメールで返信いたします。
受付票のメールが到着しない場合には、メールアドレスの誤記載あるいは迷惑メールフォルダへの振り分けなどが考えられます。
必ず、受付票のメールの到着をご確認ください。

お問い合わせ

パワーアップフォーラム事務局(ヤマト福祉財団内)

  • TEL : 03-3248-0691
  • FAX : 03-3542-5165