2022年度　障がい者の働く場オンラインフォーラム　滋賀会場編（文字通訳付き）

成功事例から学んで、ポストコロナの販売方法を探っていこう！

　　共生シンフォニーは、「共生・共働・共育」を理念に、障がいのあるなしにかかわらず、就労に困難をもつ人たちが、社会で自立して普通に暮らせるように、働く職種を増やし、働く場を拡大し、高い給料の支給を実現してきました。滋賀会場では、共生シンフォニーの3つの事業所を紹介します。
その中でもＡ型の「がんばクッキー」では、1日最大1トンのクッキーを生産し、年商約1億3,000万円以上を売り上げ続けています。
コロナ禍であっても、社会の変化に対応し通販に力を入れ、進化・発展を続ける原動力やその方法を探り、障がいのある人が経済的に自立し、社会のなかで暮らす現状をお伝えします。
現地から仕事の様子もビデオ映像で提供し、ゲストのみなさんが視聴者に代わって現地を訪問しライブ配信する新しい取り組みです。

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開催概要

日程: 2022年09月22日 (木)

参加費: 無料

参加対象: 障がい者の仕事づくりや働く場に関心のある方々の幅広いご参加をお待ちしています。

定員: オンラインにつき、視聴申し込みいただいた方にライブ配信します。

備考: ・YouTubeのライブ配信を限定公開で使用します。
・視聴申し込みされた方にはライブ配信ＵＲＬをメールにてお知らせします。
・文字通訳も配信します。
・視聴者の属性を集計するために簡単なアンケートにご協力をお願いします。
・前日まで視聴申し込みを受け付けます。
・テキストがダウンロードできるようになりました。開催概要（場所）を参照してください。（9月16日）

プログラム

13:00	主催者挨拶
13:05	本日のプログラム案内
13:10	ホスト講演・ビデオ事業所紹介「私たちの軌跡と高工賃への取り組み」社会福祉法人共生シンフォニー常務理事　中崎ひとみビデオ事業所紹介がんばカンパニー所長　水野武はっぴぃミール・ほわいとクラブ所長　荷宮将義
13:50	コーディネータ講演障害のある人の働く意味ディーセントワークの視点を踏まえて　私たちに問われること NPO法人日本障害者協議会代表　藤井克徳
14:20	ゲスト報告１「私たちが歩んできた高工賃への取り組み」認定NPO法人麦の会　コッペ代表理事　飯嶋茂
14:40	ゲスト報告2 「私たちが歩んできた高工賃への取り組み」社会福祉法人平成会　多機能型事業所あさひサービス管理責任者　岩岡智之
15:00	休憩（10分）
15:10	シンポジウムテーマ：さらなる高工賃を目指し新たな販路への挑戦、取り組みについてシンポジスト中崎ひとみ飯嶋茂　岩岡智之コーディネータ藤井克徳
16:00	終了

講師情報

ごあいさつ

この2年間、コロナウイルスの影響によりみなさまもたいへんご苦労されたと思います。今回は、私も現地に同行します。どのような課題があるのか、そして将来の可能性をどう拡げていくのかニーズを捉えたいと考えています。よろしくお願いします。

山内雅喜
公益財団法人ヤマト福祉財団理事長
ホスト講演「私たちの軌跡と高工賃への取り組み」

1964年滋賀県生まれ。息子は重度の自閉症、孫は脳性麻痺という当事者の家族。ゼネコンＯＬでバブルを享受した後、結婚・出産・離婚と経て、障がい者運動に。現在、法人では1 1ヵ所の事業所を運営。障がい者だけでなく、シングルペアレント、難病者等、就労困難者も法人内で職員として雇用できるよう事業を展開しています。

中崎ひとみ
社会福祉法人共生シンフォニー
常務理事　中崎ひとみ
コーディネータ講演「障害のある人の働く意味ディーセントワークの視点を踏まえて　私たちに問われること」

ディーセントワーク（尊厳のある労働）の追求にあたって、工賃の水準は欠かせない視点です。しかも、障害の重い人をとり残すことなく。報告者の心と技を盗んでください。そして、いっしょに考えましょう。

コーディネータ　藤井克徳
ＮＰＯ法人日本障害者協議会代表／日本障害フォーラム副代表／きょうされん専務理事
ゲスト報告１「私たちが歩んできた高工賃への取り組み」

1963年群馬県生まれ。大学の時にたまたま入所施設の知的障がいの子どもたちと遊びに行ったことが障がい者との出会いです。1988年、仙台市宮城野区でパン・クッキーの店「コッペ」を開業しました。普通のパン屋さんに障がい者が一緒に働いている、それがコッペ。国産小麦粉 100％、安心安全な材料を使って一つひとつ手作りをしています。コロナでイベント販売がなくなり、新たな販売チャンネルとして「通販」を模索しています。

飯嶋茂
認定特定非営利活動法人麦の会コッペ代表理事
ゲスト報告２「私たちが歩んできた高工賃への取り組み」

1974生まれ。服飾関係の企業から2002年にお父様が開設した「あさひ作業所」を手伝うようになり、2012年
（社福）平成会に合併。2013年現在の竹原市に多機能型事業所あさひを開設しました。利用者さんの「カッコイイ仕事がしたい」の声を実現するために、2019年に地域の活性化の一助となるべく、チョコレート事業をスタート。利用者さんに職人のプライドが芽生えはじめています。

岩岡智之
社会福祉法人平成会多機能型事業所あさひ
サービス管理責任者